産経新聞の報道によると、世界最大の自動車メーカー、トヨタ自動車が新型FCV(燃料電池自動車)「MIRAI(ミライ)」の納車式を首相官邸で行い、1臺目のキーを安倍首相に手渡した。安倍首相はこの車のオーナーになると同時に、そのイメージキャラクターを務めることになる。昨年から販売低迷に苦しんできたトヨタの中國ディーラーたちは、このニュースに悲鳴を上げている。中國網が伝えた。
イベント當日、トヨタは日本の経済産業(yè)省、國土交通省、環(huán)境省、內閣官房に1臺ずつMIRAIを納車、安倍首相はさっそく試乗し、「加速が良く、靜かなこのクルマに試乗し、水素社會の幕開けを実感しました」と述べたほか、水素のセルフ(式)スタンドを可能にするため規(guī)制改革に取り組みたいと表明した。
水素燃料電池自動車は、電気自動車(EV)と同じく、新エネルギー車発展の方向性の1つであり、トヨタは同分野に多くの力を注いできた。EVは、航続距離が短い、充電時間が長いといった問題を抱えているが、MIRAIの航続距離は500キロ以上、燃料の充填時間はわずか3分だ。
また、EVメーカー?テスラモーターズが全ての特許を開放したのと同様、トヨタも燃料電池スタック、高圧水素タンク、燃料電池システム制御といった、燃料電池に関する約5680件の特許を開放した。同技術の発展推進が目的だ。
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