中國中央テレビ(CCTV)財経チャンネルが2日に発表した「中國経済生活大調(diào)査」のデータによると、中國國內(nèi)で、通勤時間が最も長い都市は長春で、北京?上海?広州?深センはトップ10から外れた。CCTV公式微博(ウェイボー)の情報を引用して中國新聞網(wǎng)が伝えた。
CCTVによる大規(guī)模調(diào)査にもとづき、約70項目におよぶ膨大なデータと資料が発表された。これには、「経済の新常態(tài)に伴い、國民の所得増加期待は低下」「2015年、中國の世帯収入に対する信頼度は、過去3年に比べてやや低下」などといった結(jié)果も含まれている。
また、調(diào)査データによると、県級の地方には、中國経済に內(nèi)包される動力がはっきりと生まれていた。収入に対する信頼度は、県あるいは県級市に住む回答者の方が、大?中都市の住民より高かった。
「改革の加速」と「反腐敗の強化」は、庶民が最も満足した分野だった。これに続き、「(役人による)公用車の利用」と「政府の事務(wù)効率」の変化についても、評価の聲が高かった。一方、「食品の安全」「住宅価格」「司法制度」分野の変化については、庶民の満足度はやや低かった。全國の世帯のうち5分の1が、「創(chuàng)業(yè)」をしたいと考えており、中でも最も創(chuàng)業(yè)願望が高かったのが、「社會の底辺にいる都市の男性」だった。創(chuàng)業(yè)願望が最も低かったのは、高學(xué)歴者と高所得者だった。
調(diào)査データによると、通勤時間が最も長い都市は長春で、北京?上海?広州?深センはトップ10から外れた。
2015年の民生は、引き続き困難な局面にあり、収入?住居?醫(yī)療問題は依然、「懸案の難題」だ。中國の庶民がもっとも改善を望んでいるのは、「収入アップ」「貧富の差の縮小」「社會保障の強化」だった。
「小都市病」に警鐘が鳴らされ、省會(省都)およびそれ以上の大都市では、相変わらず「大気の質(zhì)」問題が深刻だ。県および県クラスの都市においても、「水道水の質(zhì)」「ゴミの安全な回収?運搬」といった問題が際立っている。
また、調(diào)査によると、過去1年間で、幸福感を抱いた中國の國民は4割を占めていた。「結(jié)婚適齢期を過ぎた女性」の幸福感は、「結(jié)婚適齢期を過ぎた男性」よりはるかに高かった。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年3月2日
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