上海萬(wàn)博において日本館館長(zhǎng)を務(wù)めた江原規(guī)由氏が、2月25日に東京虎ノ門(mén)の中國(guó)文化センターで講演を行った。今回の講演は日本僑報(bào)社が主催する「日本の友人が語(yǔ)る中國(guó)事情」シリーズ講演會(huì)の第七回目として行われた。

江原氏は中國(guó)経済の専門(mén)家としても知られ、自身の館長(zhǎng)としての経験を基に執(zhí)筆した『上海萬(wàn)博とは何だったのか―日本館館長(zhǎng)の184日間』を上梓している。

江原氏はまず館長(zhǎng)就任時(shí)代の経験や出來(lái)事について語(yǔ)り、その次にスライドを用いながら2010年の上海と現(xiàn)在の上海の比較を行った。

江原氏は「上海萬(wàn)博が終わった後、中國(guó)館を除いて他のすべての國(guó)のパビリオンが解體されたが、地下鉄や公衆(zhòng)電話、その他いろいろな場(chǎng)所に萬(wàn)博の痕跡を見(jiàn)つけることができる。そして更に重要なのは萬(wàn)博を通して、上海の都市としての姿や人々の精神が大きく変化し、秩序と活力が共に高まったことだ」と上海萬(wàn)博の意義を分析した。

講演の後、江原氏はちょうどアメリカへの訪問(wèn)を終えた中國(guó)人書(shū)家の熊峰氏と面會(huì)した。熊峰氏は上海萬(wàn)博のロゴに使われた「聯(lián)接」の擔(dān)當(dāng)書(shū)家で江原氏とは舊知の間柄である。この古い友達(dá)同士の再會(huì)は、外國(guó)がすでに見(jiàn)知らぬ遠(yuǎn)い街ではなく、友人の住む馴染み深い場(chǎng)所であることを見(jiàn)るものに印象付けさせるものだった。

東方ネット　2015年3月3日