「內藤敬先生訪中20周年記念寫真展」を鑑賞する學生
「內藤敬先生訪中20周年記念寫真展」が、北京師範大學珠海分校で開催されている。內藤氏は、「中國が起源」と伝えられる弓道を中國に伝えた第一人者である。金羊網(wǎng)が報じた。
80歳の誕生日を迎えたばかりの內藤氏は、まだまだ元気でかくしゃくとしている。內藤氏は、60歳の時、はるばる海を渡り中國にやって來た。天津と珠海で過ごした20年間ずっと、「弓道の伝授」に攜わってきた。弓道は中國が起源と伝えられており、隋?唐の時代に日本に伝わった。日本では人気のスポーツ競技になったが、中國では全く廃れてしまった。20年間、內藤氏は自分と妻の退職金を生活の糧として、中國の大學で「弓道教育」に身を捧げてきた。
內藤氏は、日本で30年あまり、弓道を教えていた。中國が改革開放の道を歩み始めた1978年、妻とともに縁あって中國を訪れた內藤氏に、中國の教育発展に貢獻したいという気持ちが芽生えた。當時は子供がまだ小さく、すぐにその計畫を実行に移すことはできなかった。17年後の1995年、札幌第一高等學校を定年退職した內藤氏は、「今こそ、中國教育の道に旅経つ時だ」と感じた。
1995年9月、関連部門の支援のもと、內藤氏は天津軽工業(yè)學院で仕事に就いた。だが、さまざまな原因から、その年は日本語を教えただけで、中國人學生に対する弓道の指導はできなかった。
弓道五段の資格を持つ內藤氏は、中國に起源をもつ弓道という伝統(tǒng)的競技を、中國の學生に教えることを強く望んだ。この競技の始まりは、3600數(shù)年前の中國に遡り、現(xiàn)在では日本を代表する武道9種目のひとつとなっている。禮儀的様式を重んじ、誠実な態(tài)度と禮儀作法が稽古をする人間の道徳規(guī)範として定められている。弓道は、日本でその地位が急上昇し、いまでは柔道や剣道を超えて、日本の伝統(tǒng)スポーツの代表的存在となった。
1996年、弓道を教えるという內藤氏の夢が本物になった。天津體育學院から客員教授として招かれたのだ。大學2年生を対象とした弓道の授業(yè)を週2回擔當した。同年末、中國で初めての日本式「弓道館」が完成、「求実弓道館」と命名された。
內藤氏は2006年、友人からの熱心な招きに応じ、珠海に移り住んだ?!弗ⅴ弗ⅳ亲瞍饷坤筏ど介gの大學」と稱えられる北京師範大學珠海分校に、內藤氏は「求真弓道館」を開設した。翌2007年、同校に學生サークル「弓道社」が設立された。これは、同校の中でも最もユニークなサークルの一つとなった。
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