もし正真正銘の江戸っ子を見(jiàn)つけたければ、一番いい方法は近代の名作文學(xué)を読むことだ。例えば、夏目漱石の小説「坊ちゃん」や映畫(huà)「男はつらいよ」シリーズなどだ。江戸っ子は、気前が良くて太っ腹、情に厚く、時(shí)に涙もろく、金銭に執(zhí)著しない気質(zhì)を持つ。
殘念なのは本當(dāng)の「江戸っ子」の數(shù)がどんどん減っていることだ。現(xiàn)在、東京に住んでいる人のほとんどが最近地方から移って來(lái)た1代目、2代目の人ばかりで、私の祖母のように生粋の江戸っ子はますます少なくなっている。私の世代は、もう祖母のような江戸弁はしゃべれない。(江戸弁のヒの発音は、シになる)。江戸っ子は絶滅の危機(jī)に瀕していると言ってもいい。
ついでに言うと、中國(guó)の多くの地方の人々の特徴は、日本でも當(dāng)てはまる地域を見(jiàn)つけることができる。例えば、中國(guó)の重慶は白い肌の美女を數(shù)多く輩出していることで有名だが、これは日本の東北地方の秋田県に似ている。中國(guó)の東北地域と上海の主婦の気の強(qiáng)さは有名だが、これは東京近辺の群馬県や四國(guó)の高知県の気の強(qiáng)い主婦と似ている。さらに、中國(guó)の北方の男性は亭主関白の傾向が強(qiáng)いが、これは九州の男性に似ている。中國(guó)のどの地方の人の特徴もまるで鏡のようにそれぞれの日本の地方の人々の中に見(jiàn)つけることができる。
まじめに言えば、日本の唯一の欠點(diǎn)は、仕事が終わった後、買(mǎi)い物をして、ご飯を作って我々女性を待っている上海の男性がいないことだろう。
(文:斎藤淳子、編集MZ)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年3月26日
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