先日明るみになったドイツ自動(dòng)車大手フォルクスワーゲン(VW)のディーゼルエンジン車排ガス試験不正問(wèn)題を受け、フォルクスワーゲン(中國(guó))は26日夜、「國(guó)內(nèi)の合弁企業(yè)が生産?販売するすべての製品は、今回の事件と無(wú)関係だが、輸入されたティグアン(Tiguan)1946臺(tái)は排ガス問(wèn)題の対象になる可能性がある」という聲明を発表した。第一財(cái)経日?qǐng)?bào)が伝えた。
世間を大きく賑わしている排ガス不正事件は、アメリカからヨーロッパに拡大し、最後に中國(guó)にも波及している。問(wèn)題発覚初期にはヨーロッパの株価に影響を與え、フォルクスワーゲンの時(shí)価300億ユーロが水の泡と化した。今回の事件により、80年近い歴史を有する大手企業(yè)は大きな傷を負(fù)っただけでなく、輝きを放ってきた「メイド?イン?ドイツ」というゴールデンブランドは消費(fèi)者の心に暗い影を落としている。
これは歐米諸國(guó)で起きた事件だが、アジアでも今年大きな不正事件が発覚している。日本最大の半導(dǎo)體製造メーカー東芝は今年、7年間にわたる不正會(huì)計(jì)が発覚、その水増し額は1562億円に達(dá)し、140年來(lái)最も深刻な苦境を迎えた。その不正は東芝のコア競(jìng)爭(zhēng)力の衰退を反映するものであった。このスキャンダルの発覚後、東芝株価は3割暴落した。
両企業(yè)はいずれも世界レベルの模範(fàn)的企業(yè)であり、中國(guó)企業(yè)の學(xué)習(xí)対象とまでされていたが、「不正」が両企業(yè)共通の屈辱的なレッテルとなってしまった?,F(xiàn)在、東芝は企業(yè)再編を図り、フォルクスワーゲンも罰金と賠償の手続きを進(jìn)めているが、マイナス影響を拭うにはまだまだ長(zhǎng)い時(shí)間が必要だろう。中國(guó)企業(yè)にとってみれば、この両企業(yè)の失態(tài)を反面教師として汲み取るべき點(diǎn)が多くあるはずだ。
フォルクスワーゲンも東芝も、數(shù)十年ないし百年以上の時(shí)をかけて世界の敬意を集めるブランドとなり、國(guó)の製造業(yè)を支える模範(fàn)的企業(yè)に成長(zhǎng)した。彼らは製品の質(zhì)、企業(yè)ガバナンスに関して豊富な経験があり、企業(yè)制度も充実しているにも関わらず、信じ難い致命的な過(guò)ちを犯してしまった。なぜそうなってしまったのか。中國(guó)企業(yè)はじっくりと味わってみる必要がある。
このウェブサイトの著作権は人民日?qǐng)?bào)社にあります。
掲載された記事、寫真の無(wú)斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257、080-5077-8156 北京 (010) 6536-3680