中國人民銀行（中央銀行）が5日に発表した決済業(yè)務(wù)統(tǒng)計によると、2015年の全國決済システム運営狀況は安定して推移しており、社會資金取引規(guī)模は絶えず拡大、決済業(yè)務(wù)規(guī)模は安定的に増加し、電子決済業(yè)務(wù)はやや速い増加を呈している。人民日報が伝えた。

モバイル決済が急速に増加

2015年、銀行業(yè)金融機関の電子決済業(yè)務(wù)は1052億3400萬件に達し、金額は2506兆2300億元（１元は約17円）に達した。このうち、ネット決済業(yè)務(wù)は363億7100件に達し、金額は2018兆2000萬元で、それぞれ前年同期比27.29%と46.67%増加した。電話決済業(yè)務(wù)は2億9800件で金額は14兆9900萬元、それぞれ27.35%と148.18%増、モバイル決済業(yè)務(wù)は138億3700件で、金額は108兆2200億元、それぞれ205.86%と379.06%増加した。

銀行カードのカード當(dāng)たり消費金額は1萬元以上

統(tǒng)計によると、2015年末までに、全國の一人當(dāng)たり銀行カード所有枚數(shù)は3.99枚で、前年比9.62％増となった。このうち、クレジットカードの一人當(dāng)たり所有枚數(shù)は0.29枚で、前年比14.71％減少した。北京、上海の一人當(dāng)たりクレジットカード所有枚數(shù)は依然全國平均より高く、それぞれ1.34枚と1.01枚であった。

銀行カードの発行枚數(shù)は安定的に増加した。2015年末までに、全國の使用可能銀行カード枚數(shù)は54億4200萬枚で、前年比10.25％増、増加速度は6.88ポイント下がった。

消費業(yè)務(wù)には顕著な増大が見られた。2015年、全國の銀行カードのカード當(dāng)たり消費金額は1萬106元で、前年同期比17.69％増となった。1回の平均消費額は1894元で、前年同期比11.74％減となった。銀行カードの銀行間消費業(yè)務(wù)は172億3900回で、金額は42兆9100億元に達し、前年同期比それぞれ108.20%と49.83%増となった。