米國(guó)の介入方法は対象國(guó)により異なるが、いずれも程度が深いうえ、情勢(shì)を一層悪化させた。米國(guó)の介入の理由は多くが「安全」と「民主」であり、対象國(guó)が米國(guó)と世界の安全にとって脅威である、または米國(guó)と西側(cè)の民主的価値観に反すると考えるものだ。米國(guó)が強(qiáng)大な軍事的優(yōu)勢(shì)、同盟國(guó)動(dòng)員能力、國(guó)際的発言権を頼みに軍事的干渉を発動(dòng)し、小國(guó)の政権を転覆するのは比較的容易だが、戦後の再建はそれほど容易ではない。冷戦終結(jié)後、クリントン政権の「新干渉主義」、ブッシュ政権の「新保守主義」、オバマ政権の「選択的介入」と、米國(guó)の対外干渉の手法と方法はある程度異なるが、本質(zhì)に変化はない。どの強(qiáng)力な干渉も、平和と安定をもたらさなかった。

米國(guó)の外交政策の基本原則には多くの問(wèn)題が存在する。これは中東政策に現(xiàn)れているだけでなく、対中関係にも影響を與えている。オバマ大統(tǒng)領(lǐng)は任期の初めには対中積極関與政策を講じ、ブッシュ政権後期の対中政策と「シームレスに連結(jié)」し、両國(guó)関係の平穏な移行を?qū)g現(xiàn)した。だが米國(guó)は臺(tái)灣やチベットの問(wèn)題で誤った政策を改めず、依然として痼疾にとらわれ、波瀾を招いてきた。南中國(guó)海問(wèn)題では、米國(guó)の干渉が南中國(guó)海地域と中米関係に複雑な要素をもたらした。米國(guó)は中東政策で過(guò)ちに過(guò)ちを重ね、対中政策でも繰り返し問(wèn)題を生じている。將來(lái)、中米は世界に最も大きな影響を與える両大國(guó)となる。世界は米國(guó)の対中政策にどれだけ「過(guò)ちを試す」余地を與えられるだろうか？

オバマ大統(tǒng)領(lǐng)は中東問(wèn)題について省察が徹底していない。アジア太平洋リバランス戦略については省察を欠いている。これでは過(guò)ちを繰り返すことは避けがたい。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年4月13日