訪中は一種の謝罪、そして精神の発揚(yáng)
長年培った高い評判により今年1月、村嶋氏は中國側(cè)の招聘を受け、北京で銀シャリを炊く妙技を披露し、高い評価を得た。今後、村嶋さんは3年間かけて中國各地の米の産地を訪れ、良質(zhì)の白米を探し、銀シャリの技を伝授するという。またこの他にも中國産電気炊飯器の開発研究に參加するという。
そんな決定の背景には「贖罪」という素樸な感情が隠されていた。今年1月のイベント前に、村嶋さんは招聘側(cè)に盧溝橋にある中國抗日戦爭紀(jì)念館の見學(xué)を申し入れていた。
「心の中では覚悟ができているつもりだったが、寫真に収められていた數(shù)々の悲慘なシーンにショックをうけ、悔恨の思いを感じると共に、涙が出るのを止められなかった」と村嶋さんは紀(jì)念館見學(xué)の感想を述べた。そしてその時に日本軍が中國で犯した罪に対する贖罪をしようと決心したのだという。
今回のイベントでは、村嶋さんは自身の調(diào)理方法を公開する予定で、白米を炊く際のノウハウの全てを中國側(cè)に公開し、関連データなども電気炊飯器製造メーカーに提供し、中國人が美味しいと感じる「銀シャリ」を炊ける電気炊飯器の研究開発に役立てるという。村嶋さんは日本に弟子がいないことから、これにより日本から「銀シャリ」が失われることになる。(編集TG)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年4月28日
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