このほど、貴州省貴陽市で初の「失戀展」が開催され、多くの若者たちが訪れている。4月26日、取材のため「失戀展」の展示會場を訪れると、ガラスケースには世界各地から集められた今は別れてしまったカップルの思い出の品99點が陳列されていた。チケットの半券、外付けハードディスク、學(xué)生服、ウェディングドレス、チーズケーキ、ボトルキャップなどの各展示物の傍らには寄贈者から提供された展示品の意味や思い出の説明が添えられていた。
展示品を見學(xué)する若い男女たちは、1人の場合もあれば、カップルの場合もあったが、他人の戀愛の思い出の品を眺め、その失戀の物語を読み、それぞれ思うところがあったようだ。
「失戀展」はクロアチアのある蕓術(shù)家カップルが始めた。4年の交際の末、別れた2人はこの素晴らしかった戀愛の「遺産」をどのように整理するか話し合っていた時、博物館を作るというアイデアが浮かんだ。彼らは世界各地で失戀した人から記念とすべき意義のあるような思い出の品を収集し、多くの國や都市で失戀展を開催している。2014年、中國に失戀展が初めて上陸し、上海や広州などの都市で関心を集めている。(編集JK)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年4月28日
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