ロシア大統(tǒng)領府のペスコフ報道官は4日の記者會見で「日本の安倍晉三首相の訪露で露日雙方は領土問題を必ず話し合うが、すぐに進展が得られるとは思わない」と表明した。人民日報が伝えた。
ペスコフ報道官は「露日の領土問題は非常に敏感であり、専門家による持続的で入念な検討が必要だ。ロシア側はプーチン大統(tǒng)領と安倍首相の會談が露日関係に積極的な雰囲気を作りだすことを希望する。これは領土問題の解決推進にも寄與する」と述べた。
昨年9月の岸田文雄外相の訪露以來、日露関係は少し改善した。雙方は平和條約交渉問題についての外務次官級対話の再開、両國の外務省と防衛(wèi)省による「2プラス2」交流制度の再開で合意した。だが日露関係は多少改善しても、真の突破口を開くのは困難だとされる。領土紛爭問題で雙方には根本的な摩擦があり、現(xiàn)在にいたるもなお平和條約を締結できずにいる。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年5月5日
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