北京出入境検験検疫局は14日、國境検問所の検疫検査で発熱のある乗客を発見した。この乗客はベネズエラから入國した中國人で、ジカ熱の流行地域への渡航歴があり、過去2週間內(nèi)に蚊に刺されていた。尿?唾液検査の結(jié)果、ジカウイルス核酸が陽性を示し、北京市初のジカ熱輸入癥例となった。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
同局は、北京の國境検問所で重點(diǎn)國?地域からのフライトや乗客に対する抜き取り検査を強(qiáng)め、ジカ熱流行地域からの入國者に対して検疫検査と癥狀のモニタリングを強(qiáng)化し、重點(diǎn)乗客の情報(bào)収集を徹底し、感染が疑われる場合は直ちに醫(yī)療機(jī)関に搬送するほか、國境検問所エリアでの媒介動(dòng)物(特に蚊)のモニタリングも実施するとした。
北京國境検問所はまた、ジカ熱流行地域から中國に入った交通手段、コンテナ、貨物、荷物、小包、郵便に対する検疫検査も強(qiáng)化しており、蚊や汚水などの蚊が発生しやすい環(huán)境が発見された場合は直ちに殺蟲処理を施し、國境を超えた媒介動(dòng)物の移動(dòng)?拡散を防ぐとしている。
北京出入境検験検疫局は、流行地域から帰國した労働者や留學(xué)生向けに保健センターにて無料のジカウイルス検査サービスを提供するほか、商務(wù)?観光當(dāng)局と共同で人々にジカウイルスへの注意を呼び掛けていく。
このほか、北京出入境検験検疫局は國家共同予防?制御メカニズムの下、國境検問所、出入國検査所、稅関および北京市衛(wèi)生計(jì)畫出産委員會(huì)と協(xié)力メカニズムを構(gòu)築し、國境検問所で発見された癥例の関連情報(bào)を速やかに北京市衛(wèi)生計(jì)畫出産委員會(huì)に通報(bào)するなど、各當(dāng)局が提攜する首都の公共衛(wèi)生安全防衛(wèi)線を構(gòu)築する。
気溫が上がり、蚊の活動(dòng)が活発になるにつれ、ジカウイルスの感染がハイリスク期に突入する。北京出入境検験検疫局は、ジカ熱など蚊が媒介する伝染病への予防意識(shí)を高めるよう呼びかけている。ジカ熱流行地域からの入國者は、入國時(shí)に発熱?頭痛?発疹などの癥狀がある場合、検疫検査スタッフに自己申告しなければならない。スタッフは直ちに必要な検査を行い、救急措置を講じる。(編集SN)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年5月19日
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