ロケット輸送船「遠(yuǎn)望號(hào)」は16日午前、中國(guó)衛(wèi)星海上測(cè)控部の埠頭を離れ、初の「長(zhǎng)征5號(hào)」ロケットの積載?海上輸送任務(wù)を開(kāi)始した。解放軍報(bào)が伝えた。

長(zhǎng)征5號(hào)ロケットは中國(guó)が獨(dú)自に開(kāi)発した次世代大型ロケットで、まもなく海南省の文昌衛(wèi)星発射センターから打ち上げられる予定だ。遠(yuǎn)望21號(hào)、遠(yuǎn)望22號(hào)によるロケット輸送船隊(duì)は、中國(guó)衛(wèi)星海上測(cè)控部の埠頭を出発した後、天津港で長(zhǎng)征5號(hào)の入ったコンテナを積載し、約7日間の海上航行により海南省文昌市の清瀾港に到著し、ロケットを打ち上げエリアまで運(yùn)ぶ。

遠(yuǎn)望號(hào)は中國(guó)初のロケット専用輸送船で、2012年4月1日に江南造船場(chǎng)で建造が始まり、2013年5月6日に中國(guó)衛(wèi)星海上測(cè)控部に交付された。全長(zhǎng)は130メートル、幅は19メートル、高さは37.2メートル、満載排水量は9080トンで、風(fēng)速32.6m/sまで耐えられる。船には120トン級(jí)起重機(jī)が2臺(tái)搭載されており、大型ロケットもしくはロケットの一部を入れたコンテナを安全に吊り上げることができる。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年8月18日