8月6日、中國(guó)語(yǔ)版「南京 引き裂かれた記憶」の版権調(diào)印式に出席した松岡さん。
「九一八事変(満州事変)」から15日で丸85年を迎えるに當(dāng)たり、日本の女性作家で、南京大虐殺を研究する松岡環(huán)(たまき)さん(69)は、中國(guó)の東北地方を訪問(wèn)。大連市で「歴史を正視する」と題した講演會(huì)を行った。講演會(huì)は、現(xiàn)地メディアが騒ぐこともなく、落ち著いた雰囲気の中で行われた。新華社が報(bào)じた。
松岡さんは日本の右翼からの妨害を受けているため、近年は多くを語(yǔ)らず、慎重に行動(dòng)している。しかし、「実際の経験者の多くが亡くなっている」ため、「行動(dòng)が一番貴重」とばかりに、日本の中國(guó)侵略戦爭(zhēng)の加害者と被害者の証言を急いで集めている。
8月6日、松岡さんは北京で、著書(shū)「南京 引き裂かれた記憶」の中國(guó)語(yǔ)版の版権調(diào)印式に出席した。同書(shū)は今年初めに、カナダで英語(yǔ)版が刊行され、西洋で熱い論議を巻き起こした。
日本國(guó)內(nèi)で、松岡さんが最もよく受ける非難の言葉が「それでも日本人か!」で、右翼の人々からは「中國(guó)人から金をもらっている」とののしられている。取材に応えた彼女はほほ笑みながら、遠(yuǎn)目で、「心配ばかりするなら、なにもしない方がいい」と話した。
松岡さんは小柄であるものの、彼女の本を読むと、心がとても強(qiáng)い女性だと分かる。殘酷な歴史をリアルに記録するため、彼女は「裏切り行為」と見(jiàn)られることも気にせず、30年近く戦ってきた。
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