同報告書ではこのほかにも95後の新ブルーカラーの都市生活における苦労を明らかにしている。限られた収入の中で高い生活コストを強いられ、その無力さがさらに明らかになっている。なかでも95後の新ブルーカラーにとって、大都市における住まいへのプレッシャーは大きい。43.8%が住まいの賃貸を必要としており、その大半はルームシェアを選び、3.8%の人々は地下室で生活している。また賃貸の必要が無い人の大半は両親との同居あるいは勤務先が宿舎を提供している。同報告書によると95後の新ブルーカラーの毎月の貯金額は1000元以下が44.8%となっており、毎月3000元以上を貯金できる新ブルーカラーは10%未満だった。
同報告書はオンラインアンケート方式を採用しており、有効回答數(shù)は15849件、アンケートエリアは北京、上海、広州、深センの4つの一線都市と32の二線都市を含み、アンケート対象は技術労働者、宅配便の配達スタッフ、月嫂など38種類の職種に就く95後の新ブルーカラーとなっている。(編集TG)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年10月31日
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