北京?天津?河北省、およびその周辺地域で最近、大気汚染が深刻化している。それを受け、中國(guó)環(huán)境保護(hù)部（?。─?日、その原因を分析したところ、工業(yè)や自動(dòng)車（原動(dòng)機(jī)付き自転車を含む）が主な原因であることが判明した。北京晨報(bào)が報(bào)じた。

環(huán)境保護(hù)部によると、今回の大気汚染は河北省、北京、天津、山西省などに集中し、うち、山西省の複數(shù)の都市で長(zhǎng)時(shí)間に渡って大気汚染が深刻化した。4日午後、北京?天津?河北省の多くの都市の微小粒子狀物質(zhì)（PM2.5）の濃度がピークに達(dá)した。その後、5日になると、同地域とその周辺の大気汚染は少しずつ改善し、6日には北京やその周辺のほとんどの都市の空気質(zhì)指數(shù)（AQI）が「良」（51-100）となった。

同部が北京?天津?河北省の今回の大気汚染深刻化の過(guò)程を分析したところ、有機(jī)物成分や硝酸塩がPM2.5の主な成分で、主に工業(yè)や自動(dòng)車から排出されていることが判明した。そのほかに、石炭を燃やして暖を取る地域が増えるにつれ、夜間になると地面近くの濕度が高まり、硫酸塩が再び化學(xué)反応を起こし、PM2.5に與える影響が大きくなる。

今月2日より、同部は12の監(jiān)督?査察グループを派遣して、北京、天津、河北省、山東省、黒竜江省などの地域において警戒を高めている。実地調(diào)査では、大気汚染に関する予報(bào)や対策が不十分であったり、緊急時(shí)の対応策が整っていないなどの問(wèn)題が目立つ地域もあるほか、企業(yè)から排出される汚染物質(zhì)が依然として深刻な狀態(tài)であることが判明している。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年11月7日