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2017年7月28日  
 

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第16回中國大學(xué)生日本語科卒論コンクールの論文審査會(huì)が上海で開催 (2)

人民網(wǎng)日本語版 2016年12月07日09:06

第16回日中友好中國大學(xué)生日本語科卒業(yè)論文コンクール審査委員の所感

言語部門審査委員の所感:

言語コースの推薦論文は今回9本だった。數(shù)としては、例年より減っているのだが、レベルは決して低くはないと思う。研究テーマとしては、論文番號(hào)1番「現(xiàn)代日本語の『NというN』の文法的機(jī)能」、2番「一年生の日本語授業(yè)におけるアニメ動(dòng)畫利用狀況の調(diào)査及び分析」、4番「中日忌み言葉の対照研究―『文字の獄』と『言霊信仰』を中心に」、5番「語用論からみた日本語會(huì)話文における間接発話行為―依頼表現(xiàn)を中心に」、9番「『~てしまう』の意味についての考察―認(rèn)知言語學(xué)の観點(diǎn)から」、12番「日本語における副詞の曖昧さに関する一考察―『ぼつぼつ』『そろそろ』を例として」、15番「『2016年山東省政府活動(dòng)報(bào)告』日訳実踐報(bào)告」、22番「特殊的え段仮名―感情的語用と言語連音をめぐって」、23番「動(dòng)作進(jìn)展の視點(diǎn)から見る有対他動(dòng)詞の可能形と有対自動(dòng)詞の選択―否定表現(xiàn)を中心に」などの論文タイトルが示しているように、文法研究から中日対照研究、語用論、認(rèn)知言語學(xué)、音韻論、翻訳実踐など多岐にわたっている。その中で、特に文法研究の論文として、日本語の有対自他動(dòng)詞の研究をした論文番號(hào)23番、「NというN」構(gòu)造の文法機(jī)能を研究した論文番號(hào)1番の論文は、豊富な言語事実を根拠に研究を行い、更に母語話者を?qū)澫螭趣工毳ⅴ螗暴`ト調(diào)査も実施したりして、説得力のある結(jié)論が導(dǎo)き出されているしっかりとした論文で、審査の結(jié)果、それぞれ一等賞と二等賞の論文として選ばれた。また、論文番號(hào)2番の論文は、最近若者の中で人気のある日本のアニメ動(dòng)畫は一年生の教育現(xiàn)場で如何に生かされているのかという教育現(xiàn)場の実狀を調(diào)査、分析した論文で、アニメや動(dòng)畫などは若者が日本語に接近する大きなきっかけだという學(xué)習(xí)者の學(xué)習(xí)動(dòng)機(jī)の裏付けや中國における日本語教育の現(xiàn)場でも、それが有力な教育コンテンツになっているという現(xiàn)実も反映されている論文として、三等賞に選ばれた。

ほかの論文も、その中には會(huì)話における発話行為を研究する論文もあれば、「~てしまう」や「ぼつぼつ」「そろそろ」などのような具體的な表現(xiàn)を研究する論文もあり、または「忌み言葉」や「え段仮名の感情的な語用」など例年の論文にはあまりなかった新しいテーマも見られ、學(xué)生の視點(diǎn)がどんどん広がっていることが分かり、非常に喜ばしいことだと思う。そして、現(xiàn)在中國では各大學(xué)で翻訳?通訳コースの修士課程が盛んになりつつあるという狀況の中で、今回提出された卒業(yè)論文の中にも、翻訳実踐をテーマにしたものもあったが、ただし、実踐報(bào)告と卒業(yè)論文の峻別を如何にするか、この論文コンテストの新たな問題になり、今後は改めて検討する必要があるかと思う。そして、この歴史のある論文コンテストの高いレベルを維持するためには、更により多くの大學(xué)に対してアピールすることに力を入れ、できるだけ応募論文の數(shù)を確保するように努力する必要もあるだろう。

徐一平 北京日本學(xué)研究センター教授


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