今年、中國はハイレベルの貿(mào)易や投資の自由化、円滑化を促進(jìn)する一連の政策を打ち出し、外資系投資企業(yè)の投資を効果的に導(dǎo)いた。今年1-11月期、中國全國で外資系投資企業(yè)が前年同期比26.5％増の3萬815社設(shè)立された。実際に使用された外資の総額は前年同期比9.8％増の8036億2千萬元（約13兆6615億円）だった。11月だけを見ると、中國全國で外資系投資企業(yè)が前年同期比161.5％増の4641社設(shè)立された。実際に使用された外資の総額は前年同期比90.7％増の1249億2千萬元（約2兆1233億円）だった。中國の開放の扉は閉じられることなく、さらに大きく開かれるようになっている。

最近、世界のクロスボーダー投資や産業(yè)のモデル転換の動向に変化が生じ、各國は資金の呼び込みを一層重視するようになっている。

中國商務(wù)部（?。┩赓Y司の責(zé)任者によると、1月の「対外開放を拡大し外資を積極的に利用するための対策に関する通知」は、外資系企業(yè)のハイエンド、スマート製造産業(yè)などへの投資を奨勵する、鉄道交通設(shè)備製造などの分野の外資參入制限を廃止する、集約された土地を利用している奨勵系外資工業(yè)プロジェクトに優(yōu)先的に土地を提供するなどの対策20項目を示した。2月に発表された改訂版「中西部地區(qū)外資系企業(yè)投資優(yōu)勢産業(yè)リスト」は、外資系企業(yè)の投資を奨勵する新しい條目を139項目示した。6月に発表された改訂版「自由貿(mào)易試験區(qū)外資系企業(yè)投資參入特別管理対策（ネガティブリスト）」と「外資系企業(yè)投資産業(yè)指導(dǎo)目録」は、制限となっていた対策がそれぞれ27項目、30項目減り、外資系企業(yè)の投資參入範(fàn)囲が一層拡大した。

これらの対策により、外國人投資者の投資意欲が向上した。今年1-11月期、各業(yè)界へ投資される外資は継続して増加している。例えば、製造業(yè)の実際に使用した外資の総額は前年同期比0.2％増の2077億6千萬元（約3兆5319億円）で、外資総額に占める割合は25.9％だった。サービス業(yè)の実際に使用した外資の総額は前年同期比13.5％増の5827億5千萬元（約9兆9899億円）で、外資総額に占める割合は72.5％に達(dá)した。中部地區(qū)に投資される外資も増加しており、実際に使用された外資の総額は前年同期比29％増の520億9000萬元（約8855億円）だった。

その他、商務(wù)部は、「インターネット+政務(wù)サービス」や投資の円滑化対策を積極的に模索しており、インターネットを通してネガティブリスト以外の外資系投資企業(yè)の設(shè)立、変更の屆出を行っている。