中國(guó)地質(zhì)大學(xué)（北京）の■立達(dá)氏ら（■は刑のへんにおおざと）科學(xué)研究者は初めて琥珀の中からヘビ類(lèi)の標(biāo)本を発見(jiàn)し、9900萬(wàn)年前の未知の種を示した。同研究論文は世界トップの學(xué)術(shù)誌「サイエンス」の姉妹誌「Science Advances」に掲載された。科技日?qǐng)?bào)が伝えた。

今回の研究標(biāo)本は有名な琥珀の産地、ミャンマー北部のカチン州フーコン渓谷から得られた。現(xiàn)地の琥珀は今から約9900萬(wàn)年前のものだ。學(xué)者はこの標(biāo)本を「ミャンマー暁蛇」と名付けた。フーコン渓谷で見(jiàn)つかった脊椎動(dòng)物の入った琥珀は科學(xué)者にとって、3次元で保存されている恐竜時(shí)代の古生物を理解する絶好の機(jī)會(huì)となった。

情報(bào)によると、ヘビの化石は極めて珍しいという。初期白亜系後期（1億年から9500萬(wàn)年前）になると、南歐、アフリカ、北米、中東、南米でヘビ類(lèi)の化石が見(jiàn)つかっているが、琥珀の中からヘビ類(lèi)が見(jiàn)つかったことはなかった。

論文の著者の一人、中國(guó)科學(xué)院動(dòng)物研究所の白明副研究員は、「2016年の年初にこれらのヘビ類(lèi)の琥珀を相次いで発見(jiàn)し、それから1年弱の時(shí)間を掛けて骨格の3次元構(gòu)造を再現(xiàn)した。これらの標(biāo)本のうち最も重要なものはすでに腐り、骨がむき出しになっている。これはむしろCT顕微鏡などによるイメージングにとって非常に有利だ。CTデータの再構(gòu)築?切り離し?融合により、學(xué)者は最終的に損失なくすべての骨格の高畫(huà)質(zhì)3D構(gòu)造を手にした」と話(huà)した。

■立達(dá)氏によると、この新発見(jiàn)は古代のヘビ類(lèi)が海沿いの森で生活していたことを示し、かつ同地域に広範(fàn)な生態(tài)多様性があったことが分かる。新発見(jiàn)は中生代後期のヘビ類(lèi)の進(jìn)化と世界の分布にとって重要な研究価値がある。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年7月20日