ソニーインタラクティブエンタテインメントが自由貿(mào)易試験區(qū)で中國に進出

「當(dāng)社も改革開放政策の春風(fēng)に乗って、上海自由貿(mào)易試験區(qū)に進出した」と語る添田総裁。

13年9月29日午前10時、中國（上海）自由貿(mào)易試験區(qū)が正式に発足し、中國の改革開放の新たなテストケースとなった。政府の役割の転換から金融制度、貿(mào)易サービス、外商投資、稅收政策などの改革などが実施された。

その當(dāng)時、添田総裁は索尼電脳娯楽（ソニー?コンピューター?エンターテインメント）で當(dāng)時アジア総裁だった織田博之氏の招きで上海に移り、ソニーの中國事業(yè)の開拓を引き受け、ソニーの代表的な製品?PS4の中國における販売を?qū)g現(xiàn)した。

14年まで、ソニーとマイクロソフトのゲーム機は正規(guī)ルートでは中國大陸部に輸入することはできなかった。當(dāng)時、中國のゲーム産業(yè)では、騰訊（テンセント）や網(wǎng)易などが臺頭していたものの、主にパソコンゲームやモバイルゲームに集中していた。世界で年間數(shù)百億ドル（1ドルは約108.6円）規(guī)模の市場を抱える家庭用ゲーム機という分野では、中國は完全に後れを取っていた。

添田総裁は、改革開放後、中國の経済は急速に発展し、ハイクオリティな文化?娯楽商品に対する需要をもたらし、中國の家庭用ゲーム機市場は間違いなく巨大なブルーオーシャンであると考えた。そして、上海自由貿(mào)易試験區(qū)の発足が、添田総裁の構(gòu)想の追い風(fēng)となった。

14年、上海は「中國(上海)自由貿(mào)易試験區(qū)における文化市場開放項目実施細則」を発表し、ゲーム機の製造?販売が正式に解禁となった。その後、索尼互動娯楽（上海）有限公司が上海自由貿(mào)易試験區(qū)に正式に進出し、総裁になったことをきっかけに、添田総裁の中國での新しい人生がスタートした。

添田総裁は、「改革開放が深化するにつれ、中國は世界最大のゲーム市場になり、ゲーマーがどんどん増えてきた。これが、當(dāng)社が上海自由貿(mào)易試験區(qū)に進出し、中國でゲーム機事業(yè)を展開する一番重要な理由」とした。

ハイクオリティのゲームを作って中國発のコンテンツを海外にPR

「近い將來、世界中のゲーマーに愛される中國発のゲームが生まれることを切に望んでいる」と語る添田総裁。

14年に上海に進出した時からこれまでの約4年間において、添田総裁率いるチームが一番良く使っている言葉は、「ユーザーの習(xí)慣を形作る」、「ゲーム生態(tài)」、「中國発のIP」だ。