広東省広州市で、地下鉄21號線の佳都スマートシティ模範駅が9日、正式に落成した。広州スマート地下鉄の模範駅である同駅は近未來的なAI(人工知能)スマート駅となっている。同駅內の一體型スマート安全検査?改札口では、乗客が検札と安全検査を同時に通過することが可能で、人と荷物に対するスマート対応が行われるため、全過程でほとんど立ち止まる必要のない安全検査が実現(xiàn)されている。駅で迷った場合は、攜帯電話で駅のQRコードをスキャンすることで、電子地図のナビゲーションを利用できる。ホームで列車を待つ間には、スマート情報ディスプレイに待ち時間や車內の混雑具合が表示され、乗客は自分の狀況に合った列車を選んで待つことができる。経済日報が伝えた。
佳都科技は同駅で、産業(yè)用インターネットに基づいて自主開発したスマート地下鉄ビッグプラットフォームを運用し、地下鉄に「ブレーン」を植え込んだ。このアーキテクチャ設計は、地下鉄の運行とその他の部分をつなげ、地下鉄と川上?川下のデータを連結させ、設備の全ライフサイクル管理及びスマートな運行維持管理を実施する上で基礎を固めた。駅內のホログラフィック感知、パノラマカメラによる監(jiān)視、スマート分析、アクティブ進化により、近未來的な自主サービス?自動運用の無人スマート駅となっている。
情報によると、同駅內のすべてのデータは地下鉄の「ブレーン」にリアルタイムで伝送される。データ通信及びセンシングネットワーク、3D可視化?VRシミュレーション、スマート分析?スマート連動などの最新技術の総合的な応用により、駅の多角的かつ専門分野を跨いだコントロールが実現(xiàn)し、駅の情報化水準を効果的に高め、ランニングコストを削減している。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年9月11日