日本の獨(dú)立行政法人?國際協(xié)力機(jī)構(gòu)(JICA)が主催する中日経済技術(shù)協(xié)力40周年総括シンポジウムが11日、北京で開催された。人民網(wǎng)が伝えた。
橫井裕駐中國日本大使は挨拶の中で、「1979年から中國に対する政府開発援助(ODA)が始まり、インフラ建設(shè)、環(huán)境保護(hù)、醫(yī)療健康などの分野で中國にサポートを提供し、中國の改革開放政策を支持、促進(jìn)するために寄與してきた。また、日中間の民間経済交流も促進(jìn)してきた。今日、長年ODA事業(yè)に攜わってきた専門家や學(xué)者が一堂に會(huì)し、中國に対するODAを総括することは、今後の日中協(xié)力の基礎(chǔ)をさらに強(qiáng)化するうえで、深い意義を持つ。今後、ODAが構(gòu)築した基礎(chǔ)の上に、日中両國の新たな協(xié)力、交流として、各分野の対話、人材交流、世界的な課題の解決などの面でさらなる?yún)f(xié)力が展開されることを願(yuàn)っている」と語った。
中國科技部(?。﹪H協(xié)力司の調(diào)査研究員?姜小平市は挨拶の中で、「中日経済技術(shù)協(xié)力は40年にわたり、中國の改革開放と経済の建設(shè)に一定の貢獻(xiàn)をしてきた。これまで、中國の指導(dǎo)者や関係責(zé)任者がさまざま場(chǎng)で、それに対する感謝の意を示してきた」とし、「中日両國は、世界で2番目、3番目に大きなエコノミーで、責(zé)任のある大國でもあるべきだ。一國主義と反グローバリゼーションが臺(tái)頭する現(xiàn)在の世界情勢(shì)の下で、中日両國は手を攜えて共に対応し、多國間體系や自由貿(mào)易を守るために、より多くのことをしなければならない。また、JICAが実施するODA技術(shù)協(xié)力は既に終了したが、JICAの基礎(chǔ)的な枠組みは非常に整っており、規(guī)模も大きく、特にJICAは日本國內(nèi)に大きなネットワークを有しているため、そのネットワークが今後、中日協(xié)力に引き続きサポートを提供することを願(yuàn)っている」と語った。
同シンポジウムでは、JICA東?中央アジア部の藤谷浩至部長、上海國際問題研究院外交政策研究所の研究員?蔡亮氏、日本早稻田大學(xué)理工學(xué)術(shù)院の北野尚宏教授、北京林業(yè)大學(xué)の呉斌教授、日本拓殖大學(xué)國際學(xué)部の岡田実教授、中日関係史學(xué)會(huì)の周冬霖理事らが基調(diào)講演を行った。
藤谷部長は取材に対して、「日本がODAを?qū)g施する前の中國と今の中國を比べると、大きく変化し、大きな発展を遂げた。その発展のために、中國の人々がたゆまない努力を払い、日本のODAも一定の役割を果たし、中國の経済発展だけでなく、日本人と中國人の交流も促進(jìn)し、それにより築かれた信頼関係は非常に貴重だ。中國経済が急速に発展しているに伴い、日本のODAという形の援助は終了したが、日中両國は今後も、対等な関係で、共に手を攜えて共通の問題をめぐる?yún)f(xié)力を展開することができる。そのため、JICAは、日中間のコミュニケーションの架け橋として、引き続き積極的な役割を果たすことを願(yuàn)っている」と語った。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年12月12日