(資料畫像、撮影?鄭瑩瑩)
上海市民政局は10日、今月初めの時點ですでに上海で今年新規(guī)増設(shè)された介護用ベッドの數(shù)が7202床に達(dá)したことを明らかにした。中國新聞網(wǎng)が報じた。
「介護用ベッドの新規(guī)増設(shè)7000床」は、2019年の上海市政府の「シルバーサービス」系の実務(wù)プロジェクト6つの一つだった。上海は中國で最も早く、人口高齢化に突入した都市で、2018年末の時點で、上海の戸籍を持つ60歳以上の高齢者の數(shù)は503萬2800人と、上海戸籍人口全體の34.4%を占めるようになっている。
2019年、上海市政府は、「介護用ベッドの新規(guī)増設(shè)7000床」のほか、ベッド1000床の認(rèn)知障害者用介護ベッドへの改造、郊外?農(nóng)村の條件がしっかりと整っていない養(yǎng)老施設(shè)80施設(shè)のリフォーム、高齢者デイサービスセンター80施設(shè)の新設(shè)、コミュニティのシルバー総合サービスセンター40施設(shè)の新設(shè)、コミュニティの高齢者向け給食サービスセンター200ヶ所の新設(shè)など、「シルバーサービス」系の実務(wù)プロジェクト6つを制定していた。
今月初めの時點で、上海で今年新規(guī)増設(shè)された介護用ベッドの數(shù)は7202床に達(dá)したほか、1485床を認(rèn)知障害者用介護ベッドに改造、郊外?農(nóng)村の條件がしっかりと整っていない養(yǎng)老施設(shè)83施設(shè)リフォーム(3年計畫だったものの、2年で目標(biāo)達(dá)成)、高齢者デイサービスセンター83施設(shè)の新設(shè)、コミュニティのシルバー総合サービスセンター88施設(shè)の新設(shè)、コミュニティの高齢者向け給食サービスセンター217ヶ所を新設(shè)した。
高齢化が加速する上海
2000年、60歳以上の高齢者が上海戸籍人口に占める割合は18.3%だった。しかし、2016年12月31日の時點で、上海戸籍人口は1449萬9800人で、うち60歳以上の高齢者人口は全體の31.6%を占める457萬7900人にまで増加している。
高齢者が急増しているのを背景に、社會のシルバーサービス産業(yè)の需要も拡大している。上海市は1998年から、介護ベッドの新規(guī)増設(shè)を政府実事プロジェクトに盛り込んでおり、2019年時點で同プロジェクトは22年間にわたり続けられている。
統(tǒng)計によると、2005年末の時點で、計5萬床だった上海の介護用ベッドは、2010年末で10萬床に、2015年末で12萬6000床と増加している。2018年末の時點で、上海の養(yǎng)老施設(shè)は712施設(shè)あり、介護用ベッドは14萬4000床まで増えた。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年12月12日