雲(yún)南省昭通市魯?shù)楸h(北緯27.1度、東経103.3度)で8月3日午後4時(shí)30分に、M6.5の地震が発生した。震源の深さは12キロ。中國地震臺(tái)網(wǎng)センター地震予報(bào)部長の蔣海昆氏は、「今回の地震は雲(yún)南省で過去14年間に起きた地震のうち、最大規(guī)模のものとなった。3日午後にチベット?シガツェ地區(qū)で発生したM5.0の地震との間には関連性のない、単発的な地震だった」と指摘した。経済日?qǐng)?bào)と新華社が伝えた。
蔣氏は、「今回の地震は、西魚河―昭通斷層付近で発生した、ストライクスリップ型と分析されている。震源地から200キロの範(fàn)囲內(nèi)では、これまでも強(qiáng)震が頻繁に発生しており、1900年以降にM6.0以上の地震が15回発生している。最大は1974年5月11日に大関県で発生したM7.1の地震で、今回のM6.5の地震の震源地から約145キロ離れていた。震源地から100キロ內(nèi)の範(fàn)囲では、M5.0以上の地震がこれまでに24回発生している。そのうち1930年5月15日に巧家県で発生した地震はM6.0で、今回の震源地から約40キロ離れていた。西魚河―昭通斷層で、M6.0以上の地震が記録されたことはなかった」と説明した。
同地域は山間部?渓谷の特徴的な地形をしており、かつ雲(yún)南省が雨季に入っていることから、現(xiàn)地住民は二次災(zāi)害に注意が必要だ。震源地の地區(qū)は人口が密集しており、農(nóng)村の家屋はレンガと土木構(gòu)造が中心で、耐震措置が施されておらず、耐震性が低い。
気象専門家は、「被災(zāi)地では今後3日間、雷雨と高溫の天気が続く。被災(zāi)地の住民は雨や防暑、高溫による疫病の拡散に注意が必要だ」と注意を促した。
専門家は、「被災(zāi)地の救助作業(yè)において、作業(yè)員は雷、にわか雨による地すべり、土石流などの二次災(zāi)害に注意が必要だ。特に雷が鳴っている場(chǎng)合は、木の下での雨宿りを出來る限り避けるべきだ」と述べた。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年8月4日
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