18世紀(jì)から19世紀(jì)にかけてフランスや英國(guó)、日本、ドイツ、米國(guó)、中國(guó)などで作成された地図はいずれも釣魚(yú)島とその付屬島嶼（日本名?尖閣諸島）を中國(guó)の版図としていた。このことは、釣魚(yú)島が中國(guó)固有の領(lǐng)土として國(guó)際社會(huì)に公認(rèn)されていたことを意味する。新華網(wǎng)が伝えた。

　復(fù)旦大學(xué)出版社と海豚出版社が共同出版した『釣魚(yú)島の歴史的真相』では、復(fù)旦大學(xué)の韓結(jié)根教授が、同大學(xué)歴史地理研究センターの韓昭慶氏の提供した資料に基づき、1752年から1877年までの100年余りにわたって國(guó)內(nèi)外で作成された釣魚(yú)島を含む地図を列挙し、釣魚(yú)島とその付屬島嶼が中國(guó)の固有の領(lǐng)土であるという重要な証拠としている。

（1）米ハーバード大學(xué)の地図室に収蔵される1752年にフランス人が作成したとされる中國(guó)地図（図名と作者は不明）は、外國(guó)人の作成した地図のうちで釣魚(yú)島とその付屬島嶼を紹介した現(xiàn)存最古の歴史資料とされる。地図中では、日本と朝鮮半島がそれぞれ緑色と赤色で示され、釣魚(yú)島とその付屬島嶼は中國(guó)大陸と同じ黃色で示されている。島の名稱は、中國(guó)の閩南方言でラテンアルファベットによって表記されており、「名前は持ち主を表す」という原則から言えば、その主権は中國(guó)に帰屬していると考えられる。

（2）1755年、フランスの地理學(xué)者で地図學(xué)者でもあったダンヴィル（d'Anville）の作成した『アジア第2地図：中國(guó)、タタールとインドの一部、スマトラ諸島、ジャワ、ボルネオ、モルッカ、フィリピン及び日本』が正式に出版された。地図右上方には中國(guó)のための注が付けられ、1752年のフランスの作者不明の地図とほぼ同様の名稱が釣魚(yú)島とその付屬島嶼にあてられ、著色も中國(guó)大陸と同じ色で施されており、主権が中國(guó)に屬していることを表している。

（3）1767年、フランス人宣教師ミシェル?ブノワ（Michel Benoist）が清の乾隆帝の命を受けて作成した木版印刷の『坤輿全図』では、釣魚(yú)島とその付屬島嶼が図中に示され、閩南方言の漢字表記が付けられ、釣魚(yú)島は「好魚(yú)須」、黃尾嶼は「歓未須」、赤尾嶼は「車(chē)未須」と記載されている。同地図は、権威のある國(guó)家地図であり、釣魚(yú)島とその付屬島嶼が當(dāng)時(shí)、正式に中國(guó)領(lǐng)土の版図に組み入れられていたことを示している。