17日に開催された中國における臓器調達機関(OPO)設立や規(guī)範、管理をめぐるフォーラムで、中國衛(wèi)生?計畫出産委員會醫(yī)政醫(yī)管局の王羽局長は、「立體的な臓器移植の監(jiān)督?管理體系を構築し、違法な臓器売買や死刑囚をドナー(臓器提供者)とする臓器移植を法律に基づいて厳しく取り締まる」と明確に述べた。新京報が報じた。
臓器移植で5000人の命が救われる
中國衛(wèi)生部(省)と中國赤十字會は2010年より、亡くなった人の臓器提供を管理する體系構築を模索。13年に試験的に実施するのを終了させ、活動を全國規(guī)模に拡大した。全國政治協(xié)商會議の委員を務める、中國人體器官寄付?移植委員會の黃潔夫?委員長によると、今年8月14日の時點で、中國全土で、臓器移植が2107例あり、臓器5787個が移植。5000人以上の命が救われた。
違法な臓器売買の取り締まり
昨年9月1日に、中國の臓器提供に関するコンピュータシステムが導入され、衛(wèi)生?計畫出産委員會は、「全ての臓器提供の過程において、中國の『人體器官移植條例』が順守されなければならない。公正かつ透明で、後に全ての過程が調査できる狀態(tài)でなければならない」と求めている。
死刑囚をドナーとする臓器移植の無斷実施について、黃委員長は、「死刑囚も公民。臓器提供をする場合には、同じように敬意を示されるべき。そして、中國で唯一の臓器分配システムに登録し、最も必要な患者に提供されるようにしなければならない。病院や醫(yī)師、司法システムにおける個別の機構や個人が、無斷で死刑囚をドナーとする臓器移植を実施する行為は、違法な臓器売買と見なされ、法律に基づいて、厳しく罰せられる」とし、「中國の臓器提供や移植は、法律に基づいた管理が必要で、闇取引を根絶しなければならない」と強調した。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年8月18日
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