人民文學出版社から、人気俳優(yōu)?堺雅人のエッセイ「文·堺雅人」(2009年)と「文·堺雅人2 すこやかな日々」(13年)の中國語版が発刊される。日本の蕓能人の著作が、翻訳されて中國で発売されるのは珍しい。寫真なども収録され、中國語版用の表紙も準備されている。人民網(wǎng)が報じた。
同書の発売に、中國でも絶大な人気を誇る堺雅人のファンは興奮を隠せないだろう。日本語を必死に勉強して、日本語版を読む必要はなく、値段も日本より安い。中には、「発売に合わせて、堺雅人がサイン會のために中國に來れば、本を買うために並ぶだけで、スターを目の前で見ることができる」と期待を膨らませているファンもいる。サイン會が実現(xiàn)する可能性は低いが、もし実現(xiàn)すれば、高いお金を払ってファンミーティングなどに參加するより、ずっと割がいいと言えるだろう。
中國で、日本の蕓能人の著作が人気を集めたのは、中日関係が良好だった1980年代まで遡る。例えば、伝説の人気女優(yōu)?山口百恵の著作「蒼い時」(80年)は、「漓江社」、「中國電影出版社」、「西湖編集部」からそれぞれ、中國語版が出版された。また、同年、河北美術(shù)社と光明日報社も「山口百恵と三浦友和」を出版し、どの書も今でも根強い人気を誇っている。中國は1992年になって「文學的及び美術(shù)的著作物の保護に関するベルヌ條約」に加盟したため、それまでは著作権などを意に介さない出版が問題となった。
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