ハーバード大學ケネディスクールアッシュセンター公式ウェブサイトが17日公表した世界の主要國指導者のイメージについての國際世論調査によると、自國の指導者に対する認可度、10カ國の指導者に対する30カ國の回答者の認可度、「自國の指導者は國內?國際問題を正しく処理している」との信頼度のいずれにおいても、中國の習近平國家主席が1位になった。中國日報が伝えた。
調査は世界的影響力を持つ國家指導者10人に対する30カ國市民の見方を調査。知名度、注目度、認可度、信頼度に重點を置いた。
■國內?國際認可度で習主席が1位
習主席は高い國內?國際認可度を得た。國內認可度は10カ國指導者で唯一10ポイント中9ポイントを得た。2位はロシアのプーチン大統(tǒng)領(8.7ポイント)、3位はインドのモディ首相(8.6ポイント)、4位は南アフリカのズマ大統(tǒng)領(7.0ポイント)だった。30カ國のポイントを総合しても習主席が1位で、2位はモディ首相、3位はドイツのメルケル首相、4位は南アフリカのズマ大統(tǒng)領だった。
習主席がアジア、アフリカ、東歐の大部分の國の市民に高く評価されていることが明らかになった。トニー?セージ教授は、10カ國の指導者に対する30カ國の市民を対象にした採點の結果、平均で習主席が7.5ポイントと最高だったことを指摘。日本以外の國々ではあまねく好評を得ていると分析した。
■自國指導者への信頼度でも習主席が1位
セージ教授によると「自國の指導者は國內?國際問題を正しく処理している」との信頼度においても、同様の傾向が確認された。習主席は「國內問題を正しく処理している」とする中國市民の信頼度は94.8%、同じく「國際問題を正しく処理している」との信頼度は93.8%で、10カ國中1位だった。2位はモディ首相(93.2%、93.3%)、プーチン大統(tǒng)領(86.2%、86.0%)だった。
習主席の國內問題処理能力はアジア地域(日本を除く)とアフリカ地域で高い信頼度を得た。習主席が國際問題を正しく処理しているとする米國市民の信頼度は51.3%に達した。習主席は他の國々でもおしなべて良い評価を得た。知名度では習主席は30カ國中59.1%で4位だった。3位は米國のオバマ大統(tǒng)領、プーチン大統(tǒng)領、英國のキャメロン首相だった。
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