日立製作所は今年、米ケンタッキー州にある工場(chǎng)で、ハイブリッド車向けエンジンの生産ラインの操業(yè)を開(kāi)始する。同社は2020年までに、米國(guó)における自動(dòng)車事業(yè)の売上額を現(xiàn)在の20億ドルから40億ドルに高める計(jì)畫(huà)だ。

これら數(shù)社の業(yè)績(jī)報(bào)告から見(jiàn)ると、家電事業(yè)の赤字はなかなか埋められないものだが、ここ數(shù)年の構(gòu)造改革と事業(yè)転換はすでに初期的な効果を表し始めている。パナソニックの2014年4-12月期のテレビ事業(yè)の赤字は前年同期に比べて8億円拡大したものの、企業(yè)全體の営業(yè)収益は2014年度（2015年3月まで）3500億円にのぼる見(jiàn)込みだ。ソニーの2014年度の利益も200億円に達(dá)し、昨年400億円にのぼった赤字からの転換を?qū)g現(xiàn)すると見(jiàn)られる。ソニーの家電事業(yè)の過(guò)去10年の赤字は合計(jì)3000億円以上に達(dá)する。だがこれまでの家電大手の転換の道は平坦なものではない。自動(dòng)車部品市場(chǎng)では、日本企業(yè)は、LGやサムスンなど韓國(guó)の「宿敵」との競(jìng)爭(zhēng)に直面するだけでなく、グーグルやアップルなどの米國(guó)の新たなIT大手企業(yè)も相手にしなければならない。

中日の製造業(yè)に長(zhǎng)期にわたって注目してきた水清木華研究センターの周彥武?シニアディレクターは2日、環(huán)球時(shí)報(bào)の取材に対し、日本企業(yè)がコア部品の製造に転換すると、日本企業(yè)に対する中國(guó)企業(yè)の依存度が高まる可能性がある。川上産業(yè)の投資時(shí)間は長(zhǎng)く、高い技術(shù)が求められ、効果もすぐには表れず、生産に入るまでには少なくとも10年、20年の投資が必要となる。中國(guó)企業(yè)は効果がすぐに表れる分野への投資を好む。だが中國(guó)企業(yè)がこの分野で日本企業(yè)と競(jìng)わなければならない必要性もない。歐米企業(yè)をならって長(zhǎng)所を伸ばし、短所は避けるようにし、企業(yè)の優(yōu)位性が生かせるほかの分野を掘り下げていけばいい。（編集MA）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年3月4日