なぜ「大麥青汁」の効果や広告に疑問(wèn)を呈したかというと、販売店のセールストークと関係がある。広告で強(qiáng)調(diào)されているのは、「酸性體質(zhì)」を「アルカリ體質(zhì)」に変えるという點(diǎn)だ。人が通常正常な呼吸をしていれば、深刻な結(jié)核でもない限り、體質(zhì)は中性となる。呼吸困難、あるは重い腎臓病の場(chǎng)合にだけ、酸中毒となり、身體が酸性化する可能性が出てくる。しかし、この酸性體質(zhì)はそんなに長(zhǎng)く続くものではない。治療をしてすぐに正常に戻るか、臓器が衰弱して死を迎えるかの二つに一つだからだ。それでも、大麥若葉の搾り汁で體質(zhì)改善するのを待っていられるだろうか?
現(xiàn)在までに、この商品の科學(xué)的な研究結(jié)果は報(bào)告されていない。植物繊維が含まれているので、健康食品として飲むには害はないし、脂肪の代謝を促進(jìn)することはもできるだろう。もし、どうしても野菜や果物の代わりにこの食品を買うというのなら、やめろとは言わない。しかし、一つだけ把握しておくべきなのは、大麥であろうと、小麥であろうと、栄養(yǎng)が最も集中しているのは種子の部分だ。種子と比べれば、葉の栄養(yǎng)素は、はるかに少ない。そうでなければ、人類の數(shù)千年にわたる文明において、我々は常に麥を主食にし、野菜を副菜にはしていないだろう。(編集MZ)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年3月11日
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