現(xiàn)在、越境ECプラットフォームの多くが液體ミルクを通常の方法で販売している。関係者は、「ポジティブリスト発表のペースは予想よりもはるかに速く、対応が間に合わない。今後は生鮮食品や液體ミルクなどの商品は以前の一般貿(mào)易方式に戻る可能性が高い。輸入業(yè)者が輸入し、取次業(yè)者が卸し、EC業(yè)者が販売するというやり方だ」と話す。

ポジティブリストにはワインやペットフードなどの目新しい商品も含まれる。これからワインを買う時(shí)には、越境ECプラットフォームでより多くの候補(bǔ)の中から選べるようになる。

▽値下げもあり値上げもあり

女性向け団體購(gòu)入サイトの聚美優(yōu)品では、新課稅政策の施行前日にあたる7日の晝頃から、自前の極速免稅店で取り扱う商品が値上げされていた。聚美優(yōu)品によると、「夜に注文した商品は翌日に通関手続きを行い、新課稅政策が執(zhí)行されるため、前倒しで価格を調(diào)整した」のだという。

他のECプラットフォームでも商品価格が引き上げられており、総額で約13％の値上げになる。

多くのサイトが「新課稅政策で節(jié)約」、「輸入稅全額返金」などとうたい、稅込のスローガンを掲げる。海外通販サイトの網(wǎng)易考拉海淘は「稅金節(jié)約チケット」を発行し、粉ミルク、ベビーフード、紙オムツなどの商品について購(gòu)入金額を割り引くサービスをうち出す。チケットがあれば、支払い時(shí)に最高で45元（1元は約16.7円）の割引サービスが受けられる。同じく海外通販サイトの天貓國(guó)際（Tmallグローバル）は「稅金補(bǔ)助」や売り手が稅金を負(fù)擔(dān)するやり方をうち出すが、対象は一部ブランドのコスメやスキンケア製品にとどまり、カバー率はそれほど高くない。