このほど日本は、オーストラリアの潛水艦の大口受注をなすすべもなく逃した。安倍政権が全力で築いてきたいわゆる「アジア太平洋地域の新安全保障モデル」は、今や重大な打撃をこうむった。技術(shù)的原因以外に、歴史的、政治的要因も軽視できないと専門(mén)家は分析する。一體世界とどのように付き合うべきか、安倍政権は再考する必要がある。人民日?qǐng)?bào)海外版が伝えた。

■戦略的目標(biāo)が狂わされる

「安倍政権はアジア太平洋地域のいわゆる『新安全保障モデル』を築くべく努力し続けてきた」。中國(guó)社會(huì)科學(xué)院日本研究所の呂耀東研究員は「安倍政権は日米同盟に守られた受動(dòng)的な狀態(tài)から、日米同盟を突破して、防衛(wèi)分野で主導(dǎo)性を?qū)g現(xiàn)することを図った」と指摘する。

2013年初め、安倍氏は新たに首相に選出されて間もなく、オーストラリア、インド、日本、（米國(guó)の）ハワイで「民主的安全保障ダイアモンド」を共同構(gòu)築することを呼びかけた。英ジェーンズ?ディフェンス?ウィークリー電子版は「オーストラリア、インド、日本、米ハワイでダイアモンド形を構(gòu)築して、インド洋地域から西太平洋までの公海を守る戦略を構(gòu)想している。この安全保障ダイアモンドに日本の力を最大限貢獻(xiàn)する準(zhǔn)備をすでに整えている」との安倍氏の発言を報(bào)じた。

「もし今回オーストラリアから潛水艦を大口受注できれば、日本にとって重大な突破口となったが、大きな失望に終った。戦略目標(biāo)全體も狂わされた」と呂氏は指摘した。