雲(yún)南省昆明市にある攜帯電話をモチーフにしたビルが市民の関心を集めている。この「巨大攜帯電話」のダイヤルボタンはビルの窓、液晶畫面は最上階のガラスの外壁、さらに手が攜帯電話を握っているデザインとなっており、その外観はかなりユニークだ。
この「攜帯電話ビル」は同市盤竜區(qū)環(huán)城東路に位置し、1999年に建造されてすでに17年の歴史がある。地上11階、地下3階のこのビルのテナントはいずれも攜帯電話を販売している。また2014年には、あるウェブサイトが実施した中國で最も醜い建物ワースト10で第3位にランクインしたという。
攜帯電話売り場のスタッフによれば、ビルが建てられてから月日も経っているので、當時の設(shè)計者がどこにいるのかもわからないという。建築當時、この獨創(chuàng)性にあふれて斬新な攜帯電話の外観デザインは、ビルの経営內(nèi)容を明らかにし、市民にも簡単に覚えてもらうためで、人々がこのビルを奇抜だと噂し、そのビルの中で攜帯を販売することで、最高の看板になったという。
現(xiàn)在も「大きな攜帯電話」ビルに「攜帯電話」を見に行くというのは昆明の若者のトレンドの一つ。このビルと昆明小西門は昆明市の攜帯電話販売店が集中しているエリアだ。このビルはその獨特な外観でビル內(nèi)の攜帯電話ビジネスに少なからずビジネスチャンスをもたらしている。(編集JK)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年4月28日
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