低調なのは「我的新野蠻女友」だけでなく、大ヒットドラマ「星から來たあなた」のチャン?テユ監(jiān)督がメガホンを取った「夢想合夥人」の興行収入も予想を下回っている。各分野において大ヒット間違いなしと思われた同作品だが、蓋を開けてみると興行収入が全く伸びず、上映4日でわずか6000萬元(約9億9千萬円)。同じく4月29日に封切られた「北京遇上西雅図之不二情書(Book of love)」を大きく下回っている。
中韓合作映畫製作は課題も山積み
これまでにも、中韓合作映畫が數(shù)々製作されてきたが、「風土になじまない」ケースも少なくない。その原因の一つに、文化の差という大きな壁がある。中韓両國は距離的には非常に近く、よく似た生活習慣や文化もたくさんあるが、実際に共同作業(yè)をすると、文化の差がやはり避けられない問題となる?!笁粝牒镶啡恕工违隶悭?テユ監(jiān)督は取材に対して、「両國には文化の差があるため、女性の起業(yè)はよく理解できない」と語ったことがある。
次に、中國で映畫を製作した後の創(chuàng)作テーマも、原因の一つだろう。例えば、中韓合作映畫「ミスターGO!」の興行収入は、韓國より中國のほうが良かった。韓國の製作會社show boxの関係者は、「その原因は、中國人と韓國人の映畫観賞の習慣や好きなジャンルが違うからだろう。中國の映畫市場では商業(yè)系の映畫が人気になるのに対し、韓國の映畫市場では、小衆(zhòng)系の映畫が人気になる」と分析している。
その他、中國で映畫を製作すると、撮影の周期が短くなり、映畫のクオリティ低下につながってしまう。韓國のチャン?チョルス監(jiān)督は、「韓國では、映畫1作品の製作に通常3カ月必要。でも、中國で製作するとなると1カ月半で、クランクアップしなければならない」と説明する。それは、中國の多くの製作會社が、利益を出すことばかりに思いを費やすあまり、製作に多くの時間をかけるのを嫌がることが大きな原因の一つだ。
そのため、さまざまな困難を乗り越えるために、中韓雙方の映畫関係者は共に試行錯誤を続け、努力することで初めて雙方にとって価値ある提攜の道が開けるだろう。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年5月4日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257、080-5077-8156 北京 (010) 6536-3680