大手越境EC企業(yè)によると、「これまでの政策に基づくと、ポジティブリストにある1240の稅コードの商品のうち、644は事前審査に合格して「輸入通関リスト」を取得しなければならないものだ。この644コードの商品は現(xiàn)在、越境EC商品に占める割合が95％に上る。たとえば、化粧品類は、初めて輸入する際に國(guó)家食品薬品監(jiān)督管理総局が審査して発行した化粧品許可証が必要になる。そのためにはまず、サンプルを同総局が指定する化粧品の行政許可を擔(dān)う検査機(jī)関に送って検査を受けなければならず、検査終了まで平均2カ月かかる。その後、同総局の薬品化粧品登録管理司化粧品処に送って登録プロセスに入り、登録までにかかる時(shí)間は平均6カ月だ。並んで順?lè)虼臅r(shí)間も考慮すると、登録プロセス全體にかかる時(shí)間はスムースにいった場(chǎng)合でも最低1年になる。

業(yè)界関係者は、「リストの要求を踏まえて、リストにない一連の商品は棚から下ろされることになる」と話す。

今回の政策の延期により、各テスト都市と越境EC企業(yè)には過(guò)渡的なモデル転換の機(jī)會(huì)が與えられ、この時(shí)間を使ってより十分な準(zhǔn)備を整えることができるようになる。越境ECは次の3方面からのアプローチが可能だ。第1に、コストを最適化し、大量の集中的な調(diào)達(dá)によって、商品コストを引き下げ、運(yùn)営や物流倉(cāng)庫(kù)などの効率をを向上させ最適化するというアプローチ。第2に、商品の種類を拡大し、世界の優(yōu)れた質(zhì)の高い商品を発掘し、「新たな人気商品」をうち出し、より多くの選択肢を提供するというアプローチ。第3に、多様な貿(mào)易スタイルをあらかじめうち出しておき、政策の変化を踏まえて迅速に調(diào)整を行うというアプローチで、越境、保稅、直送、海外通販など、さまざまな貿(mào)易スタイルによってさまざまなユーザーの需要と品揃えに対応することが可能になる。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年5月27日