言う事を聞かないからと、両親に森の中に置き去りにされた北海道の田野岡大和君(7歳)は、行方がわからなくなって7日目の3日午前、北海道鹿部町の自衛(wèi)隊(duì)演習(xí)場(chǎng)で無(wú)事発見され、日本中がほっと胸をなでおろした。文匯報(bào)が伝えた。
大和君の両親がしつけのためにとった行動(dòng)と失蹤事件に、日本全國(guó)から驚きの聲が上がった。事件発生後、大和君の父親はメディアの取材に対し、「威厳を示さねばと思い、しつけのために怖い思いをさせようと、大和を車から降ろした。今は大和の無(wú)事だけを祈っている」と語(yǔ)った。これについて日本のノンフィクション作家で多摩大學(xué)非常勤講師の安田峰俊氏は、「かつて、日本の親は子供を厳しくしつけていた。私の友人にも、子供の頃に似たような仕打ちや體罰を受けた人がいる。でも今は21世紀(jì)だ。日本で今もこのようなしつけが殘っていることに驚きを感じる。今でも多くの日本の親が舊式の考え方で子供を罰していることがうかがえる」と述べた。
一方、山中で1週間生き延びた大和君に対しては、その強(qiáng)い意志とたくましい體に敬意を表さざるを得ない。同時(shí)に、日本が學(xué)校教育、家庭教育において子供の體づくり、忍耐力、環(huán)境への適応力を高める教育を重點(diǎn)的に行っていることも稱賛すべきだろう。
▽日本の親は道徳教育を重視
第二次大戦後、日本は戦後の廃墟から急速に立ち上がり、経済強(qiáng)國(guó)となった。この過(guò)程で、教育は欠かせない役割を果たした。中でも伝統(tǒng)文化に基づく日本の家庭教育は、日本の全教育體系の基盤と言える。日本の家庭における子供の教育は、各國(guó)からも參考にされてきた。しかし今回の事件により、日本式の家庭教育について反省を促す聲も出ている。
日本人は家庭教育を高く重視し、しつけや情操教育など様々なやり方で身をもって子供に教えている。日本人は集団意識(shí)や秩序を重んじる気持ちが強(qiáng)いため、子供の道徳教育や心の教育を重視し、社會(huì)に溶け込める力の育成に重點(diǎn)を置く。彼らは子供が將來(lái)、素直で感情が豊かで、個(gè)性的で、忍耐力と自制力があり、周囲の環(huán)境にうまく適応できる人になることを望む。勉強(qiáng)は主に學(xué)校任せで、両親は監(jiān)督をしていればよい。
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