105．フィリピンの武裝人員は中國(guó)の漁民の生命の安全をいつも無視し、武力を亂用している。例えば、2006年4月27日、フィリピンの武裝した漁船が中國(guó)の南沙諸島の南にある淺海域に侵入し、中國(guó)の「瓊瓊海03012」號(hào)漁船を攻撃した。フィリピン側(cè)の武裝した一艇のボートと銃を所持した4人が中國(guó)の漁船に近づき、さらに漁船の操舵室に向かって射撃し続け、陳奕超ら4名の漁民がその場(chǎng)で死亡し、2人が重傷、1人が軽傷を負(fù)うという結(jié)果となった。その後、銃を所持した13人が強(qiáng)引に漁船に上がってきて強(qiáng)奪し、船上の衛(wèi)星ナビゲーションと通信設(shè)備、漁具や漁獲物などを略?shī)Zした。

106．フィリピンは南中國(guó)海におけるその不法な主張の拡大を図るため、しばしばさまざまな海上における権利侵害行動(dòng)をとり、中國(guó)の南中國(guó)海における主権と関連の権益をひどく侵害している。フィリピンの権利侵害行為は『宣言』の中における自制を保つこと、紛爭(zhēng)を複雑化させ、拡大化させる行動(dòng)をとらないということに関する誓約に対する深刻な違反である。フィリピンは中國(guó)の漁船と漁民を銃で攻撃し、強(qiáng)奪し、中國(guó)の漁民を不法に捕まえて拘留し、さらに彼らに非人道的な扱いを加え、中國(guó)の漁民の人身と財(cái)産の安全および人格の尊厳を著しく侵害し、基本的人権を公然と踏みにじった。

（三）フィリピンは中國(guó)の黃巖島に手を出そうとたくらんでいる

107．フィリピンはまた中國(guó)の黃巖島に対して領(lǐng)土要求を提出し、しかも不法な侵略?占領(lǐng)をたくらんでいる。

108．黃巖島は中國(guó)の固有の領(lǐng)土であり、中國(guó)は継続的、平和的、かつ実効的に黃巖島に対する主権と管轄を行使している。

109．1997年に至るまでは、フィリピンは黃巖島が中國(guó)に屬することに対してなんらの異議も唱えず、その領(lǐng)土要求を提出したこともなかった。1990年2月5日、ビアンベニード駐ドイツフィリピン大使はドイツの無線愛好者のディター?レフラーに手紙を送り、「フィリピン國(guó)土地理?資源情報(bào)庁によれば、スカボロー礁あるいは黃巖島はフィリピンの領(lǐng)土主権の範(fàn)囲內(nèi)にはない」と語っている。

110．フィリピン國(guó)土地理?資源情報(bào)庁が1994年10月28日に発行した『フィリピン共和國(guó)の領(lǐng)土境界線証明書』では、「フィリピン共和國(guó)の領(lǐng)土境界線と主権は1898年12月10日に締結(jié)した『パリ條約』第3條によって確定する」と表明し、また「フィリピン環(huán)境天然資源省がフィリピン國(guó)土地理?資源情報(bào)庁を通じて発行した第25號(hào)公式地図の中で表示した領(lǐng)土境界線は完全に正確で、また真の狀態(tài)を體現(xiàn)している」と確認(rèn)している。前述したように、『パリ條約』とその他の２つの條約はフィリピンの領(lǐng)土境界線を確定し、中國(guó)の黃巖島は明らかにこの境界線の外にある。第25號(hào)公式地図はこの事実を反映している。1994年11月18日に米國(guó)のアマチュア無線連盟（ARRL）宛ての手紙の中で、フィリピンのアマチュア無線連盟（PARA）は「１つの非常に重要な事実は、（フィリピンの）関係政府機(jī)関は1898年12月10日に締結(jié)した『パリ條約』第3條に基づいてスカボロー礁（黃巖島）は間違いなくフィリピンの領(lǐng)土境界線の外にあると宣言したのである」と書いている。