111.1997年4月、フィリピンはその領(lǐng)土範(fàn)囲には黃巖島が含まれないという立場をがらりと変え、中國無線電運(yùn)動協(xié)會(CRSA)が企畫した國際共同アマチュア無線探険隊(duì)の黃巖島での探険活動に対して追跡、監(jiān)視、妨害を行い、さらには歴史的事実を顧みず、黃巖島はフィリピンが主張した200カイリ排他的経済水域內(nèi)にあり、フィリピンの領(lǐng)土であると公言した。これに対し、中國は何度もフィリピンに申し立てを提出し、黃巖島は中國の固有の領(lǐng)土であり、フィリピンの主張は不當(dāng)、不法で、無効なものであると明確に指摘した。
112.2009年2月17日、フィリピン國會は共和國法第9522號を採択し、中國の黃巖島と南沙諸島の一部の島嶼?礁をフィリピンの領(lǐng)土に不法に組み入れた。これに対し、中國は直ちにフィリピンと交渉を行い、また聲明を発表し、中國の黃巖島と南沙諸島およびその付近海域に対する主権を再度表明し、黃巖島と南沙諸島の島嶼に対して他のいかなる國が提出する領(lǐng)土主権の要求も全て不法で、無効である、とした。
113.2012年4月10日、フィリピンは軍艦「デル?ピラール」號を派遣し、中國の黃巖島の付近海域に押し入り、當(dāng)該海域で作業(yè)中の中國の漁民、漁船を不法に拘束して拘留し、さらに深刻な非人道的扱いを行い、黃巖島事件を故意に引き起こした。中國は直ちに北京とマニラでフィリピンに対し何度も厳正な抗議を提出し、フィリピンの中國の領(lǐng)土主権への侵犯と、中國の漁民への傷害行為に対して強(qiáng)烈な抗議を表明し、フィリピンが直ちに一切の船と人員を撤退させるよう要求した。それと同時(shí)に、中國政府は迅速に中國海洋環(huán)境監(jiān)視監(jiān)測船隊(duì)の「海監(jiān)」船と農(nóng)業(yè)部漁業(yè)局の漁政執(zhí)法船を派遣して黃巖島に赴かせ、主権を守り、中國の漁民を救助した。2012年6月、中國の數(shù)次にわたる?yún)椪式粶hを経て、フィリピンは黃巖島から関係船舶と人員を撤退させた。
114.フィリピンが中國の黃巖島に対して提出した不法な領(lǐng)土要求にはいかなる國際法のよりどころもない。黃巖島がフィリピンの200カイリ排他的経済水域にありフィリピンのいわゆる領(lǐng)土であるという主張は、明らかに國際法に対する故意で、でたらめな歪曲である。フィリピンが軍艦を派遣し黃巖島の付近海域に武裝して押し入ったことは、中國の領(lǐng)土主権を甚だしく侵害し、『憲章』と國際法の基本的原則に著しく背くものである。フィリピンはフィリピン側(cè)の船と人員が大規(guī)模に中國の黃巖島海域に侵入することを扇動しそそのかしている。これは黃巖島海域における中國の主権と主権的権利を深刻に侵害した。フィリピンが黃巖島海域で正常作業(yè)中の中國の漁民を不法に捕まえて拘留し、さらに彼らに非人道的扱いを加えたことは、中國の漁民の人格の尊厳を深刻に侵害し、人権を踏みにじった。
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