國連開発計畫（UNDP)が22日に発表した「2016年中國人間開発報告書（China National Human Development Report 2016）」によると、中國の人々の発展においてここ數(shù)年で目覚ましい進(jìn)歩を遂げ、すでに人間開発高水準(zhǔn)國の仲間入りを果たしたという。新華社が報じた。

報告書によると、2014年、中國の人間開発指數(shù)は0.727で、188カ國?地域中第90位と、すでに人間開発高水準(zhǔn)國の一員となった。1990年時點(diǎn)で人間開発レベルが低水準(zhǔn)だった47カ國のうち、中國は唯一、高水準(zhǔn)國へと発展した國となった。

報告書では、人間開発指數(shù)に基づき、所得?保健?教育という人間開発の3つの指標(biāo)を通して、中國の経済社會の発展?fàn)顩rに対する系統(tǒng)立った分析と評価が行われた。

また、報告書では、経済のスピード成長は、中國の人々の発展?進(jìn)歩に極めて需要な役割を果たしたとの見解が示された。1980年から2010年までの30年間、中國の人々の所得伸び幅は世界トップで、人間開発指數(shù)の上昇に対する経済成長の寄與率は56.26％に達(dá)した。うち1980年から1990年の寄與率は65.53％に上った。

このほか、報告書では、社會政策の探求と革新分野で中國が発揮したプラスの作用について肯定的な評価を下した。その作用とは、例えば、中國政府が各種政策や措置を講じ、各人が住む土地に応じた施策を打ち、著しい貧困削減効果が得られたことだ。さらに、數(shù)年前から推し進(jìn)めている、ターゲットを絞った貧困扶助政策と特色ある農(nóng)村貧困扶助政策は、その的を絞った的確なやり方が功を奏し、多面的な貧困削減効果が生まれた。

同報告書は、UNDP駐中國代表処と國務(wù)院発展研究センターによる2年間に及ぶ編纂作業(yè)を経て完成した。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年8月24日