美しいデザインのケーキは多くの人々の目を釘付けにするが、このほどなんと人民元紙幣をケーキのデザインに採(cǎi)用することを考案したケーキショップが現(xiàn)れた。
中國(guó)江蘇省蘇州市にあるこのケーキショップで、2人の客がちょうど「人民元」のデザインを施したケーキに目を奪われていた。目の前にあるこのケーキには、ドラゴンフルーツやイチゴなど色とりどりのフルーツがデコレーションされているが、なんといっても一番目につくのはケーキの真ん中にデザインされた本物そっくりの2つの大きな100元札だ。その100元札の図案は手書きなどではなく、まさに新しいデザインのお札そのもの。ケーキショップのオーナーによると、人民元の図案は砂糖製の紙で作られており、食べることもできるという。
この店のオーナーは、市場(chǎng)のニーズを知るため、インターネットで検索していたところ、このようなデザインのケーキがあることを発見。そこで1000元ほど(1元は約15円)かけて、食品用のプリンターを購(gòu)入し、人民元紙幣をケーキのデザインに用いたという。しかし、ここで気になるのが、人民元紙幣の図案を印刷して、ケーキとして売り出すことは法に觸れないかということだ。
「中華人民共和國(guó)人民幣管理?xiàng)l例」によると、中國(guó)人民銀行の許可なくノベルティや出版物、その他商品に人民元紙幣の図案を使用し、人民元を損なう行為は、工商行政管理部門が取り締まりを行い、警告すると同時(shí)に、その違法所得と違法物品を押収し、違法所得の2-4倍の罰金が科せられる。違法所得がない場(chǎng)合でも、1000元から最大5萬元の罰金が科せられるとのことだ。(編集TK)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年8月25日
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