人民元を數(shù)える山西省太原市のある銀行員(撮影?張雲(yún))。 |
中國の民間シンクタンク「中國金融40人フォーラム」の上級研究員管濤氏は、管理変動相場制の今の狀況下では、人民元の為替レートの今後の推移には以下の3つのシナリオが考えられるとしている。
1つ目は、ベースシナリオで、市場が政府に人民元の為替レートを安定させるという願いと能力があると判斷すれば、市場が人民元を攻撃することはない。そして、人民元の為替レートは狹い変動幅で橫向きに推移するだろう。
2つ目は良いシナリオ。中國経済が安定し、中米の貿(mào)易関係が改善し、ドル安となれば、人民元の為替レートは安定し、上下しながら上昇する可能性さえある。
3つ目は悪いシナリオ。中國経済の低迷が続き、中米の貿(mào)易関係が悪化し、引き継ぎドル高傾向になれば、人民元の為替レートの安定は試練に直面することになる。
王氏は、「今後再び、為替レートが短期的に急落したり、クロスボーダーの資金流動が異常な変動を見せたりしても、中國の中央銀行は豊富な経験とツールを持ち合わせており、極端な狀況に対応できるだろう。そのため、中國経済や人民元の為替レートに十分な自信を持たなければならない」と強(qiáng)調(diào)している。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年1月3日
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