中國次世代遠洋総合科學(xué)観測船「科學(xué)號」が31日、2018年第6回西太平洋総合観測航行を遂行した後、青島市に無事に帰還した。科學(xué)観測隊員は今回の航行で、西太平洋リアルタイム科學(xué)観測ネットワークのメンテナンス?アップグレードを行い、北斗衛(wèi)星による観測ネットワークのデータのリアルタイム伝送を?qū)g現(xiàn)した。科技日報が伝えた。

中國科學(xué)院海洋研究所、煙臺海岸帯研究所所長の王凡研究員によると、今回の航行では北斗衛(wèi)星による深海潛水ブイ大容量データのリアルタイム伝送が初めて実現(xiàn)された。この獨自開発された技術(shù)は、容積が小さく給電量が少なくデータ量が多いといった深海潛水ブイの問題を克服し、海外の通信衛(wèi)星に依存していた歴史を塗り替えた。深海データリアルタイム伝送の安全性?獨自性?信頼性を大幅に高めた。

王氏は「今回の航行におけるもう一つの重大な進展は、誘導(dǎo)結(jié)合と水聲通信技術(shù)を融合させ、水深6000メートルという大水深データのリアルタイム伝送を初めて実現(xiàn)したことだ。大洋上層で100メートル毎の水溫?塩分?潮流データのリアルタイム伝送を?qū)g現(xiàn)し、大洋中深層で500メートル毎の水溫?塩分?潮流データのリアルタイム伝送を?qū)g現(xiàn)した。6000メートル深海データ北斗衛(wèi)星リアルタイム通信潛水ブイは投入後、1カ月以上にわたり安全に稼動しており、正常にデータを伝送している」と説明した。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年2月1日