スディルマン杯を奪還した中國代表チーム(寫真提供?大會組織委員會)。 |
2019年スディルマン杯世界バドミントン國別男女混合対抗戦決勝が26日午後、広西壯(チワン)族自治區(qū)南寧市で行われた。開催國である中國が3対0で日本を下し、4年ぶりにその王座に輝いた。中國の優(yōu)勝は11回目。人民網と中國新聞社が報じた。
スディルマン杯は、1989年にインドネシア?ジャカルタで初めて開催され、今日まで30年の歴史を誇る。同大會は2年に一度開催され、前大會までの15回の大會中、中國は4連覇と6連覇をそれぞれ1度ずつ達成し、計10回の優(yōu)勝を果たしていた。
中國は、今年の決勝に若手を起用。第1ゲームの李俊慧/劉雨辰ペアが、21対18と21対10で日本チームを打ち破り、幸先良いスタートを切った。第2ゲームの陳雨菲選手も17対21、21対16、21対17で日本に勝利した。
第3ゲームは、最も関心を集めた男子シングルスで、石宇奇選手が現(xiàn)在の世界ランキングトップである桃田賢斗選手と対戦。激戦の末、石宇奇選手は、15対21、21対5、21対11で桃田選手を下し、中國に勝利をもたらした。最終的に、中國は3対0と日本にストレートで完勝した。
今回、決勝戦に臨んだ中國代表の陣容を見ると、李俊慧/劉雨辰ペアはともに1995年生まれ、石宇奇選手は1996年生まれ、鄭思維?陳雨菲?陳清晨?賈一凡の各選手はいずれも「97後(1997年以降生まれ)」となっており、最年長の黃雅瓊選手もまだ25歳だった。彼らのほとんどは、スディルマン杯初出場だったが、試合中は向かうところ敵なしという狀態(tài)で、総合力の高さを見せつけた。
選手の新舊交代によって今回優(yōu)勝を奪還したことをきっかけに、中國バドミントンの若き擔い手はさらに実力を伸ばし、中國の黃金時代を築くことができるのだろうか?來年の東京オリンピックは、それを証明する絶好の機會となるだろう。
中國バドミントン協(xié)會の張軍會長は、「今回の優(yōu)勝で、若手選手たちのわだかまりもなくなり、より自信を得ることができた。また2年前のスディルマン杯での敗北を一掃することになり、チーム全體の結束力が高まった」とコメントした。
張會長は、「東京オリンピックでのバドミントン中國代表の目標は、5種目全て金メダル獲得だ。どの種目も実力は備えているが、最終的に金メダルを獲得できるかどうかは、選手の本番でのパフォーマンス次第。全種目で若手選手の起用を考えている。中國バドミントンチームが東京大會で全力を発揮し、粘り強く奮闘し、全種目の金メダルを獲得できることを願っている」と続けた。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年5月27日