北京ではここ2日間高溫が続き、一部地區(qū)では最高気溫が38度まで上がった?？崾瞍Aくなか、スイカやアイス、ソフトドリンクの販売量が急増し、冷やし麺やさまざまな「暑気払い食品」も人気となっている。熱い日が続いているため、地下鉄の乗客も涼しさを求めており、地下鉄6號(hào)線の同じ列車(chē)內(nèi)では、弱冷房車(chē)より強(qiáng)冷房車(chē)を選ぶ乗客が多い。北京晩報(bào)が伝えた。

■冷やしたスイカの販売量が急増

酷暑が続くなか、スイカや冷たい食品の販売量が急増している。阿里巴巴（アリババ）のオフラインスーパー?盒馬鮮生を例に取ると、店では今年冷やしたスイカを売り出しており、顧客はネットで注文しておけば冷えたスイカを買(mǎi)うことができる。そのため各店では冷たい食品専門(mén)コーナーを設(shè)け、各種飲料やビールを入れて冷やしておけるようにした。ある店員によると、店內(nèi)のスイカは小玉スイカがメインで、1個(gè)だいたい1.5から2.5キロの間。冷やして売るようにしてから、販売量が2倍近く増えたという。

■アイスや冷やし麺も人気

コンビニチェーンの便利蜂が北京を含む8都市の店舗データをまとめた結(jié)果によると、連日の高溫のけん引効果により、アイスやソフトドリンク、冷やし麺など暑気払いできる食品の販売がピークを迎えており、こうした商品のうちビールの販売量成長(zhǎng)率がトップとなっている。北京地區(qū)ではこの1週間、便利蜂の北京市內(nèi)店舗で冷やし麺の販売量が先週より3％増え、多くの消費(fèi)者が晝食に弁當(dāng)ではなく冷やし麺を選んでいる。

また、便利蜂のデータによると、消費(fèi)者が買(mǎi)い物をする時(shí)間も遅くなってる。夜間に商品を購(gòu)入する顧客はこれまでより増えた。商業(yè)エリアやオフィスエリアで夜間に比較的よく売れるのはおでんやおやつ、機(jī)能性飲料だが、居住區(qū)エリアで夜間に比較的多く売れるのはスナックやビール、各種乳製品などだった。過(guò)去1週間でビールの販売量は5.7％伸び、すべての「暑気払い商品」のうち成長(zhǎng)率が最も高かった。

地下鉄6號(hào)線では強(qiáng)冷房車(chē)が乗客に人気

地下鉄6號(hào)線では「同一列車(chē)で違う溫度」の試験運(yùn)行を開(kāi)始してから1週間がたった。駅スタッフの統(tǒng)計(jì)によると、同一列車(chē)內(nèi)で弱冷房車(chē)より強(qiáng)冷房車(chē)を選ぶ乗客のほうが多かったという。その一方で、一部の女性客や妊婦、高齢者、児童はより弱冷房車(chē)を好んでいた。

地下鉄6號(hào)線のホームに行ってみると、「強(qiáng)冷房區(qū)」と「弱冷房區(qū)」の表示が目を引き、そのうち1-16扉までは強(qiáng)冷房車(chē)、17-32扉までは弱冷房車(chē)となっていた。體験比較してみたところ、弱冷房車(chē)と比べ、強(qiáng)冷房車(chē)の空調(diào)送風(fēng)口から出る風(fēng)の溫度のほうが明らかに低く感じられ、風(fēng)力もより強(qiáng)かった。北京地下鉄の説明によると、現(xiàn)在6號(hào)線の列車(chē)の空調(diào)の集中管理溫度はラッシュ時(shí)は26度、普段の時(shí)間は27度に設(shè)定されており、前から4車(chē)両の空調(diào)溫度はこの基準(zhǔn)からさらに2度下げてある。この溫度調(diào)節(jié)により、列車(chē)の前4車(chē)両の平均溫度は24.6度、後ろの4車(chē)両の平均溫度は26.5度となっている。（編集AK）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2019年6月26日