晝間に雨が降った日でも、夜になると北京の三里屯は多くの人で賑わう。暁清さんは先週土曜日に友人と三里屯に行き、「なんでこんなに人が多いのだろう?以前よりもにぎやかになっている」と感じたという。ほかにも、華熙や薈聚、王府井、合生匯などの繁華街やショッピングモールも三里屯と同じように賑わっている。北京市がナイトタイムエコノミーの発展を促進するための施策13條を発表して以降、深夜まで営業(yè)するレストランなどが人々の舌を満足させているほか、深夜まで営業(yè)する文化施設(shè)も増加しており、人々の精神面のニーズにも応えている。北京日報が報じた。
三里屯の南區(qū)と北區(qū)を繋ぐ道には書店が2店あり、賑やかなエリアの中にあって靜かな雰囲気漂う場所となっている。透明のガラス窓の前には、明かりの下で、外の賑わいを忘れたかのように、靜かに読書を楽しんでいる人がいる。北京に旅行に來た女性の張さんは、「春風(fēng)習(xí)習(xí)」という雑誌カフェがあることは聞いていたが、三里屯でそれを見つけることができるとは思っていなかったという。前門大街に最初の店を構(gòu)えた「春風(fēng)習(xí)習(xí)」は、最近になって三里屯に2號店を開いた。そこには、ベストセラー書籍のほか、選りすぐりの國內(nèi)外の雑誌も並んでいる。
「春風(fēng)習(xí)習(xí)」は夜10時に閉店するが、となりにある書店「三聯(lián)韜奮」は24時間営業(yè)で、夜も読書をしたい人のニーズに応えている。「三聯(lián)韜奮」は2014年に24時間営業(yè)を始めた後、海淀支店、豊臺政務(wù)センター店、三里屯店を相次いでオープンさせた。先週土曜日の夜10時半に「三聯(lián)韜奮」に行ってみると、たくさんの人が座って本を読んでおり、書棚から書棚へとお気に入りの本を探して歩いている人もいた。
北京各地では今、24時間営業(yè)の書店がどんどん増えている。前門大街の複合商業(yè)施設(shè)?北京坊には、ネット上で大きな話題となっている24時間営業(yè)の書店「PageOne」があり、多くの人が訪れる人気スポットとなっている。また、地安門の「中國書店」は、北京の中心を南北に貫く中軸線上で24時間営業(yè)している文化消費のランドマークとなっている。スーパー?超市発(四道口店)も海淀區(qū)図書館と共同で、24時間営業(yè)の「シェアリング書斎」を設(shè)置し、より身近な場所で人々が本に觸れられるようにしている。
通州區(qū)で初めての24時間営業(yè)の書店「閲青山」を訪ねてみたところ、同書店は東郎映畫クリエイティブ産業(yè)パーク內(nèi)にあり、わざわざ訪ねて來た多くの人で賑わっていた。同店は現(xiàn)在、試験営業(yè)中で、今月18日から正式に24時間営業(yè)が始まる。
また、ショッピングモールの華熙LIVE·五棵松に入っている書店「言幾又」は営業(yè)時間を夜12時に延長し、夜間の來店客のニーズに応えている。 (編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年8月14日