シャワーを浴びる時に、熱めのお湯が好きという人は多いが、実はそれは肌にとても良くないことを知っているだろうか。北京青年報(bào)が報(bào)じた。
肌の表面にある皮脂膜は表面で汗腺から分泌される汗と皮脂腺から分泌される皮脂が程良く混ざった保護(hù)膜で、皮膚の潤いを保持している。シャワーを浴びる時にいつも熱いお湯を使っていると、皮脂膜が溶けて流れてしまい、肌の乾燥につながる。そして、肌がカサカサになったり、深刻な場合は濕疹ができたりする。臨床において、乾皮癥?乾燥性濕疹のほとんどの原因が、シャワーを浴びる時のお湯が熱すぎるか、シャワーの浴びる頻度が多すぎることだ。
一番いいのは體溫と同じ37-38度のお湯を浴びること。しかし、これはケースバイケースで、お湯の溫度が低すぎると風(fēng)邪をひいてしまう。しかしお湯が熱すぎると、皮脂膜が流れてしまい、肌の乾燥や濕疹につながる。
シャワーの頻度も季節(jié)によって調(diào)整しなければならない。汗をよくかく暑い夏は毎日シャワーを浴びてもいい。ただ、浴びる時間を短くした方が良く、毎回ボディシャンプーを使う必要はない。秋や冬など、空気が乾燥している季節(jié)は、もし運(yùn)動量が多くなかったり、汗もあまりかいていないというのであれば、1週間に2-3回浴びれば十分だ。
もちろん、年齢によって、適切なシャワーの頻度も変わる。
子供の皮脂腺はまだ発育していないため、毎日シャワーを浴びる必要はない。また、お湯の溫度も37度ほどにし、シャワーを浴びる時間も1回あたり5分ほどで十分だ。
高齢者の皮脂腺は萎縮しているので、秋や冬は1週間に1度浴びれば十分だ。
若者の場合、夏でも冬でも毎日シャワーを浴びるという人がほとんどではないだろうか。そのような場合は、シャワーを浴びた後、特に秋や冬は必ず保濕クリームを塗るのが非常に重要なポイントだ。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年10月31日