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2014年4月30日  
 

中國の夢健康知恵袋 企畫集 日本からニイハオ!

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中日社會問題の専門家、法學博士の張荊教授を訪ねる (3)

 2014年04月30日17:36
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創(chuàng)価大學を見學。

■中國にも役立つ日本の経験

――帰國後、大學で教鞭をとる以外にどんな活動をなさっていますか。

 國家人才誘致プロジェクトの一員として2004年1月1日に正式に帰國し、4月1日から北京工業(yè)大學で教え始めました。同大學は人的資源センターを立ち上げたのに合わせて、執(zhí)行責任者としても働き始めました。その後、新設された社會學學科部の副部長を務め、法學科ができた後は科長となりました。しかし私はあくまで犯罪學の研究者です。大學指導部の任務にはいつも真剣に取り組みましたが、犯罪學方面の研究はやめることなく、優(yōu)秀な成果を出すことに努めてきました。
 近代の文明という點から見ると、日本には、社會制度を含めて中國が參考とすべきものが多くあります。日本に11年にわたって留學した人間として、日本の価値あるものを中國に紹介することは、私の責任だと考えています。例えば地域社會での更生は、近代刑罰制度の進歩と言えるものです。保護観察や仮釈放、執(zhí)行猶予、施設外処遇を受けた犯罪者に対し、地域社會での非監(jiān)禁処遇を?qū)g施し、社會に身を置いての矯正を受けさせ、専門家や住民による管理監(jiān)督を通じて、犯罪に傾く心理や人格を矯正し、新たな人間へと彼らを更生させるものです。こうした事業(yè)は10年ほど前から上海や北京、山東、天津などでも試行され始め、2009年から全國で推進されています。しかし擔當部門は日本の経験をよく知らず、これに基づいた実証研究を欠いています。私は國家社會科學基金課題を受け、日本のケースを研究し、東京にある池袋、早稲田などの社會復帰施設を調(diào)査研究し、運営のあり方を調(diào)べました。帰國後、関連文獻や日本の社會復帰施設に関する翻訳資料を手がかりに、中國にとって參考意見となる論文をまとめ、書籍として発行しました。國內(nèi)の社會復帰施設の擔當者から、論文を通じて初めて復帰施設の運営のあり方を理解したとの聲が多く寄せられました。調(diào)査によると、日本の社會復帰施設では、計畫的な生活に失敗して再び罪を犯すことがないよう、社會復帰後の生活のための財テク教育まで行われています。また釈放後に行き場がなくなって昔の仲間の所に戻ることがないよう、友人を作るための基本的なテクニックも教えられます。元仲間からのアルコールや麻薬の誘いをいかに斷るかも教えられています。日本のこうした方法は、中國全土の地域矯正事業(yè)の規(guī)範化にも大きく役立つものです。

■留學の秘けつは努力と法遵守

――日本留學希望者やまもなく留學の學生にアドバイスはありますか。

 日本への留學で最もつらいのは最初です。その後はなんとか生き延びていくことができるでしょう。二年ほどで逃げ帰る人に理由を聞くと、さびしさやアルバイトのつらさのほか、日本人の真面目さを挙げる人もいます。日本人は要求が細かく、生真面目なので、耐えられないと言うのです。日本への留學にあたってはきちん目標を決め、その実現(xiàn)のためにたゆまず努力をすることが大切です。

 また滯在中は、法遵守にも特別の注意が必要です。日本の法律は非常に細かく、例えば「粗大ゴミ」とされるテレビや冷蔵庫は拾ってもよいのですが、放置された自転車に乗ってはいけません。自転車は警察で登録されており、放置自転車に乗っていて見つかるとトラブルになります。自転車に持ち主がいれば竊盜容疑者として取り調(diào)べられることになってしまいますし、持ち主がいなくても勝手に拾うと「離脫物橫領罪」という罪に問われてしまいます。法遵守には特別の慎重さが必要です。

 日本人の生真面目さは時に、中國人には面倒にも感じられるでしょう。留學生が銀行で口座を申請したり、奨學金を申請したり、アルバイトをしたりするのに、指導教員の印鑑が必要となることがあるでしょう。指導教員が相談しにくい相手だったり、なかなかつかまらなかったりしたら、文房具屋ではんこを買って押してしまいたいと思うかもしれません。しかし日本ではこれは違法行為で、「印章偽造の罪」として処理されます。日本滯在中は、うっかりして法律に抵觸することがないよう、よく注意するようにしてください。(人民網(wǎng)記者?陳建軍)

 「人民網(wǎng)日本語版」2014年4月30日
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