李克強(qiáng)総理が歐州歴訪を終えて帰國(guó)した翌日、歴訪の成果の1つが迅速に中國(guó)に伝わった。EUが19日、中國(guó)製通信機(jī)器に対する反ダンピングおよび反補(bǔ)助金調(diào)査の取り消しを発表したのだ。これは通信機(jī)器をめぐる中國(guó)とEUの貿(mào)易紛爭(zhēng)が、総理の持続的な斡旋の下、正式に終止符を打ったことを意味する。中國(guó)政府網(wǎng)が伝えた。
昨年5月、李総理はドイツ初訪問の際に、中國(guó)製太陽(yáng)光パネルなどに対するEUの反ダンピングおよび反補(bǔ)助金調(diào)査について、多くの時(shí)間を割いてメルケル首相と協(xié)議し、貿(mào)易紛爭(zhēng)の順調(diào)な解決を直接後押しした。そして今回の訪問で李総理は、両國(guó)が対等な協(xié)議を通じて、すでに「解決の共通認(rèn)識(shí)」に達(dá)したことを記者に明らかにした。その後、中國(guó)の関連業(yè)界は調(diào)査取り消しという良いニュースに接した。
■「経済外交」+「民生外交」
李総理の9日間の外遊を整理すると、特に印象深い一連の成果がある。ドイツでは、ビジネス契約や政府間協(xié)定約50件に調(diào)印し、200件余りの具體的な協(xié)力提案、プロジェクト、措置を含む「中獨(dú)協(xié)力行動(dòng)要綱」を発表した。ロシアでは、重要な二國(guó)間協(xié)力文書39件に調(diào)印し、通貨スワップ協(xié)定や高速鉄道協(xié)力を全面的に推進(jìn)した。イタリアでは、相互投資、技術(shù)、環(huán)境、金融協(xié)力など、総額100億ドルを超える計(jì)10數(shù)件の協(xié)定に調(diào)印した。
また、今回の外遊も中國(guó)民衆(zhòng)の日常生活と密接な関係がある。中獨(dú)雙方のビザ発給時(shí)間短縮は、ビジネス関係者のビザ取得を円滑化するだけでなく、「思い立ったが吉日」のドイツ渡航がもはや遠(yuǎn)い夢(mèng)ではなくなることも意味する。中國(guó)とEUの経済?貿(mào)易のアップグレード、中國(guó)?EU貿(mào)易回廊の開拓?発展は、より多くの、より安価な歐州製品を中國(guó)民衆(zhòng)が購(gòu)入できる日が早まる見通しであることを意味する。イノベーション分野での中獨(dú)協(xié)力の強(qiáng)化は、中國(guó)の関連業(yè)界の急速な発展につながり、中國(guó)國(guó)內(nèi)産業(yè)の高度化、雇用創(chuàng)出、民生改善に直接つながる。
■「経済?貿(mào)易協(xié)力」+「文明交流」
多忙な外遊日程の中、李総理は各國(guó)の政界要人だけでなく、普通の民衆(zhòng)とも幅広く接觸した。ドイツではメルケル首相と共にスーパーマーケットを訪れ、取り巻く地元民衆(zhòng)と記念撮影し、握手した。イタリアのミラノ工科大學(xué)では、レンツィ首相と共に中國(guó)?イタリアイノベーションウィークに出席し、參加者を激勵(lì)した。中國(guó)とイタリアの実業(yè)家代表との會(huì)見では、「現(xiàn)代のマルコ?ポーロ」となり、両國(guó)の実務(wù)協(xié)力を推進(jìn)するよう呼びかけた。
アジア歐州會(huì)議(ASEM)首脳會(huì)議の第1回全體會(huì)合での発言では、中國(guó)?歐州文明の包摂、相互參考の重要な意義を特に強(qiáng)調(diào)?!笟W州のルネサンスと啓蒙運(yùn)動(dòng)には古代東洋の知恵が寄與した。アジアの近代化プロセスはなおさらに歐州の科學(xué)技術(shù)と産業(yè)革命の成果に學(xué)ぶことが不可欠だ」と述べた。
國(guó)の交わりは民の相親しむに在り。経済?貿(mào)易の「大口受注」、イノベーション協(xié)力推進(jìn)以外の、李総理の今回の歐州3カ國(guó)歴訪による無形の成果も、時(shí)が経つにつれて日増しに顕在化するだろう。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年10月21日
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