モバイルインターネットが発展するにつれ、多くの人の読書(shū)習(xí)慣に変化が生じ、攜帯を使ってありとあらゆるものを、隨時(shí)読むようになっている?！笖y帯で読書(shū)」が生活の一部となっているのだ。中國(guó)の調(diào)査會(huì)社「易観智庫(kù)」が最近発表した「中國(guó)モバイル読書(shū)市場(chǎng)の動(dòng)向予測(cè)2014-2017」によると、14年末の時(shí)點(diǎn)で、中國(guó)のモバイル読書(shū)のアクティブユーザー數(shù)は、前年比20.9%増の5億9千萬(wàn)人に達(dá)した。北京日?qǐng)?bào)が報(bào)じた。

では、モバイル読書(shū)の普及に伴い、一般書(shū)籍は「生存」が危ぶまれているのだろうか？

ショッピングサイト「當(dāng)當(dāng)網(wǎng)」が最近発表した図書(shū)消費(fèi)データによると、モバイル読書(shū)の登場(chǎng)により、ネットユーザーに「読書(shū)」の習(xí)慣ができたことが分かる。オフラインの消費(fèi)を見(jiàn)ると、過(guò)去1年、中國(guó)全土のネットユーザーの書(shū)籍の購(gòu)入が月を追うごとに増加し、12月には全體の30%を占めるようになった。ある業(yè)界関係者は、「モバイル読書(shū)の急速な発展が、ネット上での書(shū)籍販売にも火を付けた。モバイル読書(shū)が、一般ネットユーザーの読書(shū)に対する関心を高め、一部のユーザーは、お金を払ってモバイル読書(shū)を楽しむようになった」との見(jiàn)方を示している。

電子書(shū)籍サービス「網(wǎng)易雲(yún)閲読」が発表した「2014年モバイル読書(shū)報(bào)告」によると、中國(guó)では14年、電子書(shū)籍が14億冊(cè)以上読まれた。紙の書(shū)籍なら、並べると赤道を8周し、北京の面積の2倍の森林を節(jié)約したことになる。また、電子書(shū)籍を頻繁に購(gòu)入しているユーザーの8.9%が、収入全體の70%に寄與した。調(diào)査では、モバイル読書(shū)をする場(chǎng)所で、最も多かったのは「ベッドの上」。次に多かったのが「バスや地下鉄」だった。

モバイルインターネットのユーザーは男女の比率が均衡化しているのに対して、モバイル読書(shū)のユーザーは、男性が72.56%と女性を大きく上回り、年齢別では、19-25歳の男性が最も多かった。地域別では、広東省や北京、浙江省、上海、江蘇省などのモバイル読書(shū)ユーザーが最も多かった。

現(xiàn)在、モバイル読書(shū)市場(chǎng)の収益モデルは、有料ダウンロードや広告収入、「道具打賞（お?dú)荬巳毪曜骷窑衰姗`ザーがカンパできる制度）」などだ。同市場(chǎng)は拡大を続けているものの、他の分野と比べると、拡大の速度が緩やかだ。14年、中國(guó)モバイル読書(shū)市場(chǎng)の収入は88億4千萬(wàn)元(約1679億円)規(guī)模で、17年には150億元(約2850億円)規(guī)模に拡大すると見(jiàn)込まれている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年1月27日