蒙牛が粉ミルク事業(yè)に注力

取材によると、雅士利が粉ミルク事業(yè)に注力する背景には、國産粉ミルク産業(yè)全體の下落があるという。同社の2015年度の財務報告によると、同年の収益は27億6100萬元で、純利益は64.4％減の1億1800萬元、蒙牛の雅士利買収後3年連続の業(yè)績悪化となった。

蒙牛グループの孫伊萍総裁は、「2013年に蒙牛が雅士利を買収した頃は、従來型のスーパーマーケットでの販売が主な販売ルートであり、雅士利が最も得意とする形だった。しかし、ベビー用品店やネット通販業(yè)界が我々の予測を超えて大きく発展し、従來型の販売方式での競爭優(yōu)位性を大きく削ぐことになった。そのため雅士利は昨年からベビー用品店やネット通販での販売に大きく舵を切っている。中國は現(xiàn)在『2人っ子政策』を推進しており、市場のチャンスは巨大であり、株主資源も社內(nèi)の優(yōu)良資源もすべて雅士利に注ぎ、グループ全體で雅士利を全力バックアップしていきたい。今年は粉ミルク事業(yè)を拡大し、その成長スピードは液體ベビーミルクを超える」と語った。

蒙牛の統(tǒng)計によると、同社の2015年の粉ミルク商品の収益は32億2800萬元で、収益全體（500億元）のわずか6.6％であった。（編集MI）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年4月25日